わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

2022-01-01から1年間の記事一覧

はい。

2023年がはじまる。明けます。どんな年になるだろう?2022年をふりかえると、「未体験」かな。未体験ゾーンを公私ともに経験した1年だった。公、の部分ではワールドカップとか。11月末から12月はすっかり未体験を楽しんだ。実は(もう忘れがちだが)冬期五…

W杯おわる 2022 Pt.2

1ヶ月に渡ったカタールワールドカップ。私なりのふりかえり、第2弾。総論を書きます。 ◉カタール大会の総評まずスタジアムがすごく綺麗だったことを挙げる。どこも現代的なスタジアムだった。大会総費用30兆円(!)という天文学的数字が伝わっており(ど…

W杯おわる 2022 Pt.1

ワールドカップはアルゼンチンに渡った。毎大会のことながらW杯が終わる頃にはサッカーファンは「ぐったり」。それも今回は年末で「ああそうか掃除しないと」となる。外も寒くああ年末。今回はその決勝をふりかえります。◉結果と行程のちがい決勝戦のカード…

アルゼンチンの奇跡

By サッカンさん(往年の名作!)アルゼンチンのメッシにとって最後のW杯。その決勝戦が日曜日に行われる。今日は今大会のアルゼンチンの話。もう今回、自分の予想はまったく当たらずただのポンコツと化してるが、アルゼンチンも、「こんなサッカーしてて 決…

日本っぽさ欧州っぽさ

ワールドカップ。毎大会、サッカー以上のメッセージを受信します。ドイツに勝ちコスタリカ戦でうまくいかないのは「日本っぽいなぁ」とか、カリスマを作らず組織の一体感マストなのも「日本っぽいなぁ」と。サッカー以上の「哲学」「歴史」も匂い立ち、どん…

続投論について考える 2022

カタール大会から日本代表が帰国しました。今「続投」が囁かれる監督人事について。あくまで自分の感慨を書きます。(3600字ありますからどうぞ気楽に!)__________________3年ほどでしょうか。私はずっと「アンチ森保氏」の立場を…

日本代表を考える 2022

喧騒とカオスのワールドカップで死し、もう二度と戻らないチームに「日本」の名も刻まれた。ベスト8が決まり、24の国が大会を旅立った。どんなにイイチームも、どんなに良くないチームも祭がおわれば解散する。「惜しかった」「もう少しできた」そのような…

ワールドカップ/旅立った者たちと日本

スペイン戦、もう結果はご存じの通り。オレはそこへの心の旅と感慨を述べたい。その後グループリーグで散った選手達と、ベスト16で対戦するクロアチアへの感慨をのべます。4000字とこれまた2記事分だけど、ぜひ。◉スペイン戦と私グループリーグ敗退の味はい…

ワールドカップ/第2節、おわる

光陰矢のごとし。ワールドカップ、H組まで。すべての「第2節・2試合目」がおわった。・・・・・・・。かく? かくの?かこうかなー、だ。書くかぁ。ね。◉連勝チームは3チームのみ各グループリーグはかなり混戦模様だ。第一節を勝ち、第2節も連勝したのは…

ワールドカップ/すべての初戦がおわる

・・というわけで、ワールドカップ。グループリーグの初戦16試合が終わったので、感慨ブログを書きたいと思います。後半はドイツ戦のレビューもあります。3600字と長いから気楽にね!●初戦は「世界サッカーショー」4年に一度の大見本市。今年はカター…

ドイツ戦記/魂のシリンダー

こんなことがあるのか———。ドイツ戦後、率直にそう感じた。すごい試合だった。日本語の「すごい」とは良し悪しを越えた最上級の言葉として使われるものだと想うが、まさにドイツ戦がそうだった。とにかくすごい試合。もうこの試合は自分がどうこう言わずとも…

ドイツ戦前記/重ね合わせの修羅

あと数時間すればドイツ戦である。楽しみだ、たのしみすぎる。で、今、そういった戦前の中、これは貴重だから今の気分を書いておこうと思う。というのも、どうしても期待している自分も認めるから。ドイツがやべーこと。つえーことがわかっている。日本の弱…

そしてワールドカップがはじまる《総集編》

ワールドカップ。単体のスポーツでは疑いなく「世界最大の祭典」がもう間もなくはじまります。日本は7大会連続出場。1998年から2022年。その積み重ねられた「生きた歴史」の中に今の代表チームもあります。今回はその「歴史」から歴戦からなにをフラグに立…

ワールドカップ、E組総力特集!

ドイツ・コスタリカ・スペイン。本当に楽しみなグループだ。ちょっと踏み込んで特集する。3500字と、2記事分ありますから気長にネ!◉監督をみてみよう!対戦する3ヶ国はどんなだろうか。まずは、監督の手腕を格付けしてみる! ■ハンジ・フリック(ドイツ)★…

最後のワールドカップ

「最後のワールドカップ」と題名をつけた。今回で32チーム選抜による大会がおわり、次の大会から48チームに拡大するからだ。今日はこれらのことについて。◉最後のワールドカップ正確には「もう終わった」と言えるかも知れない。「2018年ロシア大会、…

2022日本代表メンバー、決まる

サアサァ! 兆楽しみのW杯が近づいてきました。嗚呼!本当に楽しみ!なぜこんなに楽しみなのかは始まる前にきっと書くと思いますが、まあお祭りなのでね、それにかなり「見つめてきた」オレとしても書いていこうと思います。久々サッカーブログ、はじまりー…

たびのおもひで IV のとじま

9月末。能登にいく旅。二日目は の通り、夕方は能登演劇堂に舞台を見に行く。この日はやはり「二日目」の充実ぷりをみせる。____________________須曽蝦夷穴古墳(すそえぞあなこふん)。能登島に渡った際ふいに立ち寄った遺跡だ。観光…

たびのおもひで III のと

すっかり経ってしまったが、一応記録を。9月下旬、能登七尾市和倉温泉に3泊したのだがいい。なにがイイかと言うと「温泉街」。その風情が好きだ。今は亡き祖母が「猿ヶ京温泉」で昔商売をしていて、ごくたまに行ったからか「温泉街」そのものがどうやら自分…

たびのおもひで II いのちぼうにふろう物語

能登への旅。そのメインだった舞台「いのちぼうにふろう物語」の話をまずしたい。能都到着翌日、9月29日に観劇した。 仲代達矢(以下敬称略)が主宰する「無名塾」の演目で、七尾市中島にある能登演劇堂でのみ公演している。10月10日まで1ヶ月以上の…

たびのおもひで I エピローグ

月をまたいで久しぶりに遠出をした。能登。和倉温泉を根城に奥能登を回り、金沢に一泊その後白馬で一泊し松代に少し寄って帰ってきた。能登に行くことは計画していたがあとはノリだ。そんなで結局5泊6日の行程となった。ああ愉しいいつぶりなんだろう?旅…

台風クラブの人たち

煽るだけ煽って熱帯低気圧 台風14号が熱帯低気圧となった。「史上●●番目の台風」散々煽るのはいつものことだが、今回も本州上陸とともに、崩れていった。いつも思うのだが、「沖縄の人はどう思ってるかな」と本気で思う。台風の大きさに浮かれ、煽る人々、マ…

デジタルに考える、愛と幻想のストーリー

最近、ふたつのネットサービスを覚えた。出前館くらしのマーケットだ。この二つ。どちらも「なにを今さら」という人も多いでしょうが、とにかくマイブームでした。■出前館ウーバーイーツと双璧をなす、大手デリバリープラットフォーム。デパートのフードコー…

日々の記 220815

今は8月15日の夜中。こうして今年も「敗戦の日」が終わろうとしているが、なんだろうねNHK以外、ほぼ無視オレが小学生の頃は毎年「ガラスのうさぎ」か「はだしのゲン」が交互にやっていたように思うが、NHK以外、ほぼ無視。むろん今に始まってない…

Bonnie Reitt「I Can’t Make You Love Me」

1991年、全米18位のパワーバラード。ボニーレイットの「夕映えの恋人たち」を語ります(なお、この邦題に関してはのちに触れる!) 上記「Get Here」もそうだが、90年代初期のアメリカのパワーバラードはホントいい。なんたってエン・ダーーーー!もあるから…

オレジャパン、E-1を総括す。

オレジャパンが怪訝な顔をして会場に到着すると、さっそく会見が始まった。が、しばらくまったく質問がなく、司会がしかたなく記者達に促すと、一人の記者がこれまたしかたなく質問し、会見がはじまった。——E-1大会の総括をお願いしますオレ「うむ。優勝とい…

オレジャパン、E-1選手権に臨む。

7月9日。JFA(日本ファッ●ー協会)は東アジア選手権E-1に向け、代表招集選手を発表した。 GK 鈴木彩艶(浦和)谷晃生(湘南)西川周作(浦和)DF 山根視来(川崎)車屋紳太郎(川崎)谷口彰悟(川崎)菊池流帆(神戸)酒井高徳(神戸)チェイス・アンリ(…

Nのいる未来

国立研究開発法人NICT(エヌアイシーティー)さんのビジョンムービーの演出を担当しました。感動とワクワクの未来を描く「Nのいる未来」どうぞご覧下さい。NICT「Nのいる未来」特設ページ

トップガン:マーヴェリック

「トップガン:マーヴェリック」を観た。これは書こうと思った。そう思わせる映画だった。ちなみにネタバレしてゆくので、これから観たいヒトはどうぞすっ飛ばして下さい。●異例と言える大ヒット私が観たのはもう封切りから3週間が経とうとしている昨日だ。…

日々の記 220608《ブラジル戦》

二日前、月曜日。キリンチャレンジの親善試合でサッカー日本代表はブラジルと対戦した。少し書く。●ブラジル戦の感想!サッカー好きとして「ブラジル戦」はたまらない魅力だが、もとより「親善試合」でありもっと言うと「興行試合」なので、キリンチャレンジ…

日々の記 220602

MA(セリフやナレ録り)は本編集の最終工程に位置することがほとんどだ。最後の画竜点睛を掌り、全てが埋まる重要な日である。 そんな極めて大切な日というのは終わったアトが始末におえない。オーバーフローするからだ。それもその反動(バックラッシュ)は…