わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

イラク戦まけたらしいけど

サッカーでは今アジアカップ開催中。
で、イラクとの予選はテレ朝で放送したらしい。オレはずっとDAZN独占だと思ってたし


ベスト16から動くかぁ


と考えていてその放送は見ていない。
まあ「気づいてない」が正しいんだが(笑)なんの後悔もない。DAZN独占では静かな世論がイラク戦後(敗戦もあったが)蜂の巣をつっついたように騒ぎ出したことで地上波放送に気づいた次第。
昨今はダイジェストへのアクセスも解析動画も事欠かない。大まかな世論ポイントは以下かね。

ザイオンのGK能力
・攻撃4枚の組み合わせ問題
・中でも南野久保のポジション問題
・ローテーション問題
・(結局のところ)森保采配問題

そんなところか。感慨を述べます。


◎そもそもなめてた問題
なにも放送を見ずともこの敗戦は「なめてた」ってことでしょう。おそらく敵国のスカウティングも大してせず、立ち上がりからなんとなく「ふわっと」入り、ナリで廻せばうちら勝てるっしょ、というメッセージしかない。で、よくあることでもある。


◎テレ朝的確問題
オレにしてみたらこの敗戦でも「いやいやトーナメントいくでしょ」と普通に思うので今後も心配はトーナメント以後なので楽観なんだがとにかく


さすがずっと見つめてきたテレ朝


そんな問題(?)をあえて打ち出したい。
ベトナム戦、次のインドネシア戦、そしてベスト16は「パス」し、このイラク戦とベスト8以降の放送を決定していたテレ朝の今の日本代表分析は「的確だ」と唸る他なし。これは高騰する放送料にリソースを分配する編成局の分析から決まったろうが、ニクイわな。要するにちゃんとイラク戦は危険と察知しているってことだから。



さすが。
森保ジャパンのがわかってるじゃないか



って感じ。ある意味敗戦がついて沸き立つ世論に彼らは「しめしめ」だろう。で、そんな彼らも「ベスト8以降が面白い」と踏んでいる。オレも同感だ。


◎選手どうの問題
もうさ、南野が左サイド機能しない(正確にはウィンガー特性ではない)ことや、パフォーマンスの低調を指摘すること(今回はザイオンと菅原に集中砲火)とかツマっこい間違い探しはもういいでしょ。芸が無い。南野の適性ポジションなんて何度ギロンする気だ? たとえ南野をサイドにしても選手属性と組み合わせ・連動がカギなだけだし(できないなら指揮官ばかなだけ)、菅原など一つ一つのミスは本人が気付き「予選でよかったね。トーナメントでやんなよ?」ってだけの話だし、ザイオンに至っては初戦よりいいのにスケープゴートは可哀想。

ただCB谷口がなぜ前半で代わったかはここに詳しい。この動画主GOATさんの試合分析は信用してるので載せておきます。たしかに怖がって前に付けなければ「昔の日本」に逆戻りなのである。そして戦術の「後手」っぷりを解説してくれています。イラクは対策的に励み一枚上手だったってこと。
それとヘッドな。日本はヘディング(目線の上下動)に弱い、は今回も大会中に知れ渡ったね。

 

ローテーションしない問題
この指揮官は「ポンコツ時」と「ムカフン時」のギャップが激しい。で、今回は確実に「ポンコツ」。


前もなかったっけ?
非常にデジャヴなんだが。


W杯予選なんかで、ローテしないでほぼベストを2回廻して負けるっていう展開が。
こういう大会で「負けたくない」とき。この指揮官は「守田・遠藤」のボランチを崩さない。で、選手の疲弊も「デジャヴ」だ。ホントこの指揮官の悪癖だ。本来は冨安も先発で使いたかったくらいだろ、森保さんよ?ってかんじ。おっかねー野郎だぜ。

この「負けたくない(勝ちたい、ではない)」がポイント。彼が保守的な布陣を採る時は要注意。
選手任せの指揮官であり、こういうフワッとした試合では選手のテンション次第で難しくなる。

日本代表史上もっとも強く、リベンジに燃えるドイツを「4−1」で粉砕した日本だろ。
ベンチメンバーに自信をつけさせなさい。
決勝までは長いぞ? もっともっとフレッシュな選手試してくれよ(旗手が好きなんでね)。インドネシア戦はローテーション必至だがどうでしょうね。


ではでは!