わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

賛美歌112番:もろびとこぞりて

「も〜ろ〜びとぉ こぞ〜りて〜」


クリスマスシーズンである。
スーパーなんかで肉の特売があるか物色しているとクリスマスソングに混ざり賛美歌が聞こえてくる。

で、この「諸人こぞりて」。

この曲を聴くたんびにオレは



「モーーローービトーーー」



と心イヤフォンがテナーパートになってしまう。
ちなみにこの曲。テナーは出だし、ものすごく高音かつフラット!なのである。


え? テナーパート?というのが通常の反応だろう。
だが賛美歌はソプラノアルトテナーベースの混声合唱の構成をとる。・・ということは教会にいくひとやミッション系の学校にいった人ならわかるだろうがそうなのである。

で、オレもミッション系かつ音楽と合唱に力を入れている中学校に通っていたものだから混声合唱、それもテナーを当時叩き込まれたわけだ。クリスマス礼拝などもありほとんどのクリスマス賛美歌を通っている(テナーで)。
で、慣れ親しんでいるのはいいのだが、



主旋律を歌うのが恥ずかしい



そんな病がある。笑
もう本当に叩き込まれたため「主旋律は自分のパートではない」病に罹っているのである。
主旋律を歌うことはどこか気恥ずかしく、いや、歌ってはいけないのではないかとさえ思えてくる。
しかもそれは鼻歌レベルで、である。
たぶん一番ポップなクリスマス賛美歌「もろびとこぞりて」で毎年まきおこる現象なのだった。


この感覚・・どうだろう。


少なくとも同校出身者なら頷いてくれると思うんだが、要するにもう中学を卒業して●十年とたっても「経験ってこわいね」という大してこわくない話をしてみたかったまで、でした。




「モーーローービトーーー」





あ。めりーくりすます。