わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

日々の記 220602

MA(セリフやナレ録り)は本編集の最終工程に位置することがほとんどだ。最後の画竜点睛を掌り、全てが埋まる重要な日である。

そんな極めて大切な日というのは終わったアトが始末におえない。オーバーフローするからだ。それもその反動(バックラッシュ)は、この特別な日の何十倍の時間を費やした、既に「結果」としてそこに座っている身(オレ)として「シェア不可能」な想念に変換される。この日のケミストリーだけが全てではないからだ。ここはとても言い表せ無い。

とにかくこの日をどう終えるかは毎回毎度むずかしい。オーバーフローした心身をアイシングする必要があり直接帰ることもほとんどない。が、さりとてどんな方法がしっくり来るのか。ということだ。要するに「割り切れない日」だ。皆さんにもそんな日があるのではないだろうか。

今回はゼッタイオーバーフローハンパナイと自分でわかっていたので、ホテルをとっていた。アト泊。事前予約の、それも自腹(笑)。それくらい「このバックラッシュはくるぞー」と覚悟していた。
なお、たまにやる。そんなで東京のホテルをディグするのもまた一興なのだ。

で、今、そんなホテルでこれを書いている。

どうやらシーツを一度もめくることなく気絶したらしい。
折角のアップタウン。単館で映画でも観て、ゆっくりアイシングして帰ろう。まずはモーニングだ。

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