台風14号が熱帯低気圧となった。
「史上●●番目の台風」
散々煽るのはいつものことだが、
今回も本州上陸とともに、崩れていった。
いつも思うのだが、
「沖縄の人はどう思ってるかな」
と本気で思う。
台風の大きさに浮かれ、煽る人々、マスコミ・・
・・いや、もっと狭めようか?
浮かれる関東の人間。もっと言うと東京人たち。
彼らの頭にはつねに
沖縄や離島への思慮はない。
ほとんど失礼に近い形で「観測史上云々!」とワクワクした下心を隠そうとしない。
その主語・修飾語には「本州」という(これもスレスレの常用語だが)エクスキューズすらなく、まるで東京がすべてのように報道する。くりかえすが、
「沖縄の人はどう思ってるかな」
たとえば旅のホテルで見る、東京の報道でさえ「白ける」というのに。
旅行で一時的にしか滞在しないオレでさえ、はるか遠くの東京のニュースを無感動に見る。
いわんや、地元の人をや。だ。
いつも台風の矢面に位置する沖縄や島しょの白けっぷりを、こういう時にひしひしと感じてしまう。
このオレのエントリーだって、問題がないわけではない。「本州上陸」という言葉にも濃淡と距離があるからだ。進路の九州、鹿児島では920ヘクトパスカルと大きいわけだから。
どこを肌感覚としてモノを書くのか。
その大きさと感度をうっちゃって書いてはいる。オレだって関東人として辟易しているにすぎない。
上記「チョロい関東人」は2019年、季節外れの台風19号時のことを書いた。ここでも関東の台風クラブの浮かれっぷりをほとんどバカにしているが、何度でも辟易してやろう、と思ってる。
それくらい浅はかだから。
そのうち「東京」に初めての雪が降り、浮かれるだろう。そこには青森や北海道への思慮もなく。
浮かれるな、と言いたいわけじゃない。
自覚して浮かれなさい。と言いたいのだ。
今日のセンセーションは以上です。