これを書こう、と思ったら前に書いていた。
ひとつの大きめなプロジェクトが終わった際に自分がどう振る舞うか、という点を。
でもまた、似たことを書く。
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先日、最終工程MA作業があった。半年以上にわたり携わっていたプロジェクトだったので、
こりゃアイシング必要だわ
と即座に思った。
その辺の「自分センサー」は精度よく(笑)、とくに「MA後」って奴は始末に負えないので、MAの前日にダッシュでホテルを予約する。
アトハク
ですよ。アト泊。大好きなんだよな、
ムダに泊まるのが。
そんなわけで編集室近郊のホテルをトリ、アト泊。
しかしこれは「儀式」のようなものである。
ぶっちゃけ余裕で家に帰れるわけだが、そんな効率の話などどうでもいい。
儀式であり、魂のアイシングなのだ。
これはMA後を知るディレクターならわかるだろうと思う。てかね、シレッと解散するプロデューサーの気持ちがオレには本当に理解できない。
しかしそれは、無理からぬことでもある。
要するに「数ヶ月の憑きモノ」をゆっくり降ろす行為。そのセクションを担うのは誰かーー。
オレ以外それは居ないわけで、ここに存在の孤独を感じるわけですよ、毎度のようにね。
で、ホテルのグレードなんてのも、どうでもいい。
この日を引き延ばし、
ゆっくり生活の時間に戻ることこそが大切なのだ。
おまけにオレはホテル研究家としての一面もあるので(笑)、要するに愉しい行為なのだ。
そんなホテル研究家が選んだホテルはーー
アパホテル
である。笑
だからいいんだってば。素晴らしいからねアパ。
MAが予想以上に早く終わり、まじで本当にすぐ家に帰れる事態となった。が、アパでアイシング。
じゃあ夜は銀座の映画館にでも、なんて思ってたら
ねてた。
寝ちゃった。靴も脱がずに。
で、深夜の街を徘徊。
この徘徊も大切な行為である。
徘徊がなぜ大切かというと「なにもない」ことをちゃんと確認する必要があるからだ。極めて大切だ。
ラーメン屋でシメたらもう充分だ。
そうしてアイシングして、昼帰りしたのだ。
APAオリジナル(!)をディープラーニング中の図