わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

日本人ナッシュ計画

バスケ部出身の方々と談話するとき。
わたしはこの計画を仄めかすときがある。
 
 
「日本人ナッシュ計画」
 
 
Nihonjin Nash Plan
略して、N.N.P!
(ドウデモイイ?)


今から10年前、日本のバスケ界では田臥勇太選手が唯一、NBAの舞台に立ちました。しかしそれ以降NBAで、日本人の選手が現れていないのは周知の事実。NBANFL同等に、日本人選手を送り出すことが困難な舞台ではあります。
しかし! この計画のもと選手を育てればNBAに日本人を送り込めるのだ!と私は以下に論じる!

 
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日本人の特性を活かして
ポイントガードを輸出する!
 
 
「日本人ナッシュ計画」のナッシュとは、現レイカーズスティーブ・ナッシュ選手のこと。カナダ出身の白人ポイントガード。身長は191cm。彼はアシスト王を00年代で5度も受賞しているスター選手です。
 
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あえてサンズ押し
 
 
日本人はナッシュを目指そう!
 
 
というのが、本計画の主旨です。

彼の「プレー」であれば!
彼の「体格」であれば!
日本人でもイケるのではないか!?

めざせ、190

かつセンターやフォワードではなく、ガード!
それもナッシュのスタイル!
ここしかない!と、私は踏みました。
 

日本人がNBAで通用するのはPGのみ!という割り切りである。ナッシュを手本とした

190㎝PGの育成!

そのための、以下をポリシーとする計画なのです。
 
1.日本バスケ界を挙げてポイントガードを徹底育成する
2.小学生で高身長のこどもをむやみにセンターをやらせない
3.そのようなこどもは中学の練習でガードをやらせる(飛び級
4.以上どんどん飛び級させ、公費でバスケ留学!
 

とくに大事なのが「」。

身長が他より大きいからって、センターに選んではいけない!

これが本当に大事な考え方だ。
小学生のヘッドコーチに叩き込む事! 小さなチームの勝敗にこだわってはならぬ!将来の為だ!

その子が友だちと離れて淋しくたって泣いたって、中学の練習に飛び級
ガードとして参加させよ! 夢はナッシュ! NBAで成功する日本人ガードを作り出すこと!

同様に中学生で見込みある「大きい」選手は、高校に飛び級他より大きくてもガード限定。
協会は全国のコーチたちと協議し、年間で数名選抜しアメリカへ留学させる(推薦状付きで)。高校1年生ではもう、彼らを本場に送り込む事だ!
でさ。なぜこう言うのか? ーーそれは、


あちらでは一気に「小粒」と化すから


なんだよ。日本のサイズで物事測るからダメなの。(だから、小学校からなんですよ!)
そんな意識改革からでしょ?、ということです。この計画を数年くりかえし、あとは開花をまつ!
 
 
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「背のデカさじゃない。大切なのはハートのサイズだ」
 
 
私も大好きなアレン・アイバーソンの言葉。なんてステキなんでしょうか。
往年のダンク王スパッド・ウェッブ。殿堂入りしたジョン・ストクトン(彼でも185cm)。当時サンズで田臥とポジションを争ったアール・ボイキンス。そして現・代表格ネイトロビンソン・・。NBAの歴史では、小兵と評される選手も活躍しています。
 
なんだけど。
なんだけど、ということです。190!!!

190cmのPGを日本は国協会をあげて作り出す!
いつかタブセについでNBAに立つ選手が見たいもの。
どうでしょうか?
ポイントは「飛び級」にあります。
小さな決算に拘るな、地元のコーチどもよ!ということです。大きい選手=センターって考えじゃ、世界ととても渡れないはず。


悪くないプランだと思うけどね。
 
 
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田臥選手はリンク栃木で活躍中です。 → リンク栃木ブレックス