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わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

禁 煙 D A Y 1

誕生日だった昨日。 39になった。
ボクはその15時くらいから「禁煙」した。
およそ20年のキャリアをへて、やめることにした。
最後の一本を吸ったのが、それくらいの時刻だった。
その一本を味わって、かっこよくお仕舞いにする。
 
 
・・・つもりだった。
 
 
が、「無意識」で消していた。
自分に意味のあるように「消す」つもりが、最後の一本さえも、無意識に消している自分にまず驚いた。
 
 
 
 
・・・・・・。
ここまで習慣の麻痺は進んでるのか・・・
 
 
 
 
 
「最後の一本」をもっとちゃんと追い込むべきだった、
と、あとあと悔いるのだが、この時のボクはその重要さにまだ気が付いてはいない。
 
26日はめずらしく、サロンパーティーがあり渋谷にいった。
そんな名刺交換だとか、立食ぱーりー的な、ヒトコミュニティーなところに出向いたわけだ。つまり、「吸いたい」シチュエーション、オンパレードなんである!
そのストレスに、ふー! 今日はヒトに酔ったぞ、なんて帰って一服!
 
 
 
 
一切できないのだ・・・
 
 
 
 
DAY1。
日頃でもめずらしいシチュエーションの連続に、ボクは強烈な禁断症状に襲われた。
 
 
 
 
お、おかしい・・・
こんなにツラいなんて・・・
 
 
 
 
帰ってからもなかなか寝付けない。
やばい。。。 なんだこの喪失感 は・・・。
タバコがむちゃくちゃ最高のものに思えてくる・・・。
ああ。 もう、吸わないなんて信じられない。
ツラい。 吸いたい! ぐわー なんだこれ、こんなに辛いんだ・・・ 禁煙って
とうぜんながら、家の中はトリガーだらけだ。 ただ「座る」というアクションさえ、余裕で「タバコ吸いたい」フラグが立つ。 「考える」さえも!
そのつど、「うおおおおおお!」「ああーーーー!」なんて
雄叫びをあげる。 あぶなすぎるDAY1夜。
 
 
家の中は、タバコ導線 にあふれている。
というか、こうして意識すると、それしかないことに気付く。
20年の染みついたオートメーションとの格闘だろう。 
 
 
 
 
トリガーしかないのだ
 
 
 
 
今確信するのは、
 
 
この喪失感は、「彼女」に似ている。
 
 
「彼女」に別れを告げたあと。
これでよかったんだろうか? という自問。 その喪失感。 苛まれる感覚。
オレってタバコ(彼女)とともにあったのと違うか? それがオレのアイデンティティじゃないのか?
体内の「習慣」という悪魔は容赦なくオレを襲う。 無意識にタバコを呼ぶオレ!
 
 
 
 
はんぎゃーーーーー!!
これマジでツラすぎるわ!
禁煙という煉獄!!!
 
 
 
 
その後、晴れて、無煙ボトケとして「非喫煙者」となるわけだろうが、
どうでもいいよそんなこと、と脳が言う。
どっちが天国で、どっちが地獄なのか、
平衡感覚も価値観もうしなう、すげー煉獄なのだこれは。
そう。 この「禁煙」という時期は、生きても死んでもいない状態におかれる。
だから、ツラい。いや。「死んでる」と錯覚する。
ココロの悪魔はそう錯覚させようとしている。
この「禁煙」という煉獄をへて、ふたたび、生きることになる
その生活が地獄なのか、まだみぬ天国かは今のボクにはわからない。
今、目の前には禁断症状が広がるばかりだ。 ぐああああ! あああ彼女にさよなら言っちまったあああなんてことをおおおおおお がるうううううううううううううううちょお吸いてええええええ