わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

禁 煙 D A Y 2

昨日27日。DAY2。
某D社にて、朝に打合せ。
そのまえ、ギリギリに起き、電車に飛び乗る。
 
 
DAY1の夜は悪夢だった。 ほとんど明けるまで、寝付けなかった。
寝てしまいたいのに、自分がそれを拒否するような感覚だ。 オレの悪魔は寝かせたくなかったのだ。彼としたらこの夜にけりをつけたかったんだろう。
 
 
 
オレが打ちひしがれて、コンビニに行き、1箱、買う
 
 
 
悪魔的にはそのシナリオを強烈に薦めてくる。
一切の不安の真っ只中、暗がりで気絶しただけだった。
 
朝の「儀式」(=トリガー)もある。
もう、不機嫌を通り越し、カラダが痺れちゃってるわけだ。
コーヒーとシガレット。 そのシガレットがなくなる、とは一体どういうことなのか。
コーヒー、すなわち、トリガー。
チョコ、すわなち、トリガー。 ボーッとする、すなわち、トリガーなのだ。
 
 
DAY2は確実にピークがやってくる。
なんたって、一日のアタマからはじまるのがDAY2だ。
仕事のストレス、ランチのあとのまどろみ、帰りの電車をおりたあと、など、もう目白押しだ。 喫茶店に入り、タバコを吸わない、この違和感たるや!!!
 
 
 
 
ただコーヒーを呑む。で、店を出る。
う、うそだ・・・。
そんなん意味ねえ!入るいみがねえ!!
 
 
 
 
もう、この世のあら探しにしか興味がなくなるのだ。
 
 
 
もしやめてみろ? 世界が味気なくなるだけだ。
 
 
 
それに、おまえのことだ、どこへ行く気もおきなくなるぞ? もうダンゼン「吸えた」方がいいのだ・・・。 誰にもやめるなんて言ってない。 だから
 
 
 
 
だいじょうぶだよ、買っちゃえよ
 
 
 
 
街をあるけば。食事をすればトリガー。
トリガータウン、フィーチャリング、オレだ
スモーキングエリアに過敏に反応する。 垂れ込める煙と、おっさんたち。
それは郷愁のようなものだ。
家に帰るとトリガー。 トリガー。 トリガー。 もうすべてが導線だ。
DAY1のオレは 【センサリーワーク】 で、イメージのタバコを出現させていた。
それをもてあそび、最後に架空の灯を付け、口に銜え、息を吐く。
このイメージワークだけで、少し落ち着くことが出来ていた。
 
 
 
 
それがなんだっつんだよ!?
 
 
 
 
というのが、DAY2の怖さだ。 一切の気休めがなんの効力もない。
思い出して「ううううう!!!」「あああああ!!!」「ぎゃあああああ!!!!」
「それ」しか考えられない。 考え出すと手足がしびれてくる!!
 
 
 
 
これはれっきとした「病気」だ
 
 
 
 
病は寝るにかぎる。 まじで。
昨日、寝れなかった分、カツンといく。 しびれながら。
DAY1の気づきをもう一度言う。 禁煙は「彼女」との別れみたいなもんなんだ。
だから、思ってたより、はるかにツラい。 禁煙前の「決心」? はあ? なにそれ?
 
そんなリアリティを追えなくなるのさ。
それに、確実に、化学物質としてのニコチンパワーが炸裂する。
まさに中毒パニックのDAY2だ。