わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

短信 ドイツとの親善試合



短信にて今朝のドイツ戦を。


◉ドイツ親善試合

今朝、代表ウィークの一戦としてドイツとの親善試合が行われた。結果は4−1で日本代表勝利。
NHKで放送され見た人も多かったでしょう。


どうでした? 観て・・?


なんでもドイツからの「完全招待」試合。
渡航マッチフィーももらい、向こうの良き時間(こっちでは深夜)に開催、という高待遇であり、つまり外貨獲得・キリンチャレンジ逆バージョンだ(だからNHKね)。そんななか私は、




日本代表の強さにドン引き




ですよ。
もう完全に一皮も二皮もむけ、チームとして自信あるプレイぶりに成長しか観れなかった。

・・いや、いいことなんだ。
いいことなんだが、思えばドーハの悲劇から鑑賞歴の長いオレ含む諸氏にとって「こんな日」がくることを、それもその速さを事実として受け止めるのにそれ相応の時間が掛かる、というかね。
カタールでのドイツスペイン撃破から本当に殻を割ったんだな、と思うに充分の試合内容だった。


◉ちょっと解説
本戦をちょっと解説すると


ドイツ、自信なさげで弱々しい


という印象を試合序盤から受けた。率直に言って「ビルドアップがへたすぎ」と思ったね。
最後尾GKーDFラインからボールをつないでいくが、足元がへたでプレッシャーがくるとミスる。だったら「放り込みサッカー」すればいいじゃん、という想起になるわけだが、まさにこのジレンマとドイツ(DFB)サッカーは今、揺れてるんだよな、と容易にわかる。(今日こっちの話は割愛)


これはそっくり歴代の日本の姿だったわけだが、今はそんな昔の影が微塵もない、という。
日本のハイプレスは上手で強く、褒めることしか出来ない(笑)。遠藤・守田・鎌田の中盤はまるで「マシーン」のように的確だった。


ドイツはキミッヒが「サイドバック」という戦法を用い攻撃時ボランチと化すのだが、こんどは三苫にその裏とられてるし、そもそもドイツの中盤はギュンドアン以外「いるの?」ってかんじ。
エムレジャンハバーツビルツもはっきり言って日本に「消され」ほぼ何もしていない。中盤の攻防に負けたドイツはサイドを使うしかなかったがそれもサネ以外は停められていた。要するに、



ドイツ、完敗



ドイツ唯一の得点は完全に崩した形だったがそれすらも、今の日本には「課題が見つけられてよかったね」状態であり、つまり、勝者のゆとりと化した。
もうこれらの事実にドン引き。名手テア・シュテーゲンから4点・・。強くなったものだよ、日本。
そしてドイツ、弱くなったなぁ。


◉思えばファイターばかり

日本のスタメンはファイターしかいなかった。
ちゃんと戦える選手。それもフルメタルジャケットな完全武装選手しかいない印象をもつ。

これはとても大切なことで逆にドイツはファイターではなくプレイヤーでしかなかった。
ここに弱含みまくるドイツを看るんだがメンタルも日本に大きな軍配。とくに収穫は、久保の向上だ。

54ブロックになってから登場した久保。

これは「メンタル試されてるな、」と感じたが見事に結果で応えた所にも成長以外見当たらない。


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いやー。ちょっとねぇ。


チームとしての強さに感心しかなく「もっと吠えさせてくれよ!」って物足りなさあるのみ(?)。

ドイツは監督フリックが「歩く死に体」と化し、長い長いトンネルが待っているね。日本はこれからもどんどん「逆キリンチャレンジ」状態になってほしい。お呼ばれしてどんどん海外で親善試合を。


では!