わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

夏のリビング&キッチン

◉菜箸暗黒ホール
菜箸が立て続けになくなった。
菜箸とはあの、料理にフル稼働する、菜箸である。
それが忽然と台所から消え、仕方ないから新しいのを買い、それもまた片方がなくなったのだ。



まじか・・



料理にならぬ。普通の箸で料理すること幾日か経つ。短い。その間探してもどこにもない。
・・いや。私は認めたくないのだ・・。そう!




冷蔵庫の裏だ・・




シンクの横に冷蔵庫があり、かなりの確率で冷蔵庫の裏に落ちたのだ・・そう推理するのに全く時間などかからないのだが、冷蔵庫。



ズラすのめんどくせー・・



ズラすの面倒で新しい菜箸を買ったくらいなのに!
しかしその新品すらも姿を消した以上、私は覚悟を決めねばならなかった。推理の矛先たらん「冷蔵庫」そのものに着手し確認するほかない。
意を決しおもむろに冷凍庫をばらし、少しでも軽くして冷蔵庫をズラす!!! ふんぬ!!




・菜箸    1
・新しい菜箸 片方
・普通の箸  片方




・・・。
以上、発見す・・。

なんだろう。当たったのに嬉しくないこの感じ。
私は静かに、シンクと冷蔵庫のスキマ、そのブラックホールアルミホイールで埋めた。



◉エアコン連続稼働記録とまる
冷蔵庫といえば、次はエアコンの話をしましょう。
今夏はリビングに革命的事件があった夏だった。なぜなら10年以上壊れてたエアコンを新調したから。
この10年以上、リビングは冷えも暖まりもせず、別の部屋のエアコンでひたすらやせ我慢していたわけだがまさに重い腰をあげ、遂に新調したのだ!




冷たい風がでてる・・




リビングが冷えてゆくその感動は曰く形容しがたい。本当に感動したのだ。まさに三種の神器の有り難みをひしひしと感じたのだ。

そんなリビングのエアコン。
今日9月23日にスイッチを「OFF」にし、連続稼働を止めた。それくらい今年の夏はカケッパ。やばかったよね。だが、ようやく秋が近づいたようである。


◉隠蔽配管はきをつけろ
なおリビングのエアコン。
これはね、いわゆる「隠蔽配管」というやつで本当に重い腰あげた大手術だった。まず「隠蔽配管」ってだけで業者いやがるもので、以前一度諦めている。


しかし今年の暑さである。
背に腹はかえられぬ、そう思うに充分だった。


なんとか安くやってくれる業者さんを見つけ取り替えを行った。で、オレは付けてくれた業者さんに工事終わりにこう聞いた。


オレ「あの・・アンケートとっていいすか」
業者「アンケート?」
オレ「今回の取付工事の難易度、5段階で幾つすか」
業者「んー」 (と、帰り支度)
オレ「あ、『面倒くさい度』も聞いておきたいです」


業者さんは静かに、私にこう告げた。




工事の難易度 ★★★★☆
面倒くさい度 ★★★★★




工事自体の難易度4.5。そして、工事のめんどくさい度はフルマックスだった、と・・。
毎日行う業者が言うのだ、そうだったに違いない。

事実、普通なら2時間でおわる工事。がっちり3.5時間は掛かってたからな。オレも手伝ったりして本当に厄介なポジションに既設エアコンはあったのだ。まったく。

それだけに「エアー」がでたときには本当に小躍り、いや大踊りした。祝祭の舞いだ。ビバ・舞。業者さんには腹筋ちぎれるほど礼をし、しみじみと冷たいエアーを感じた、そんな感動的・夏がおわる。