わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

2015 暮れの短信

◎「フォースの覚醒」うっすら感想
 
観ました。 しかたなく
というと自分にも抵抗がありますが、まあ、そこまで無邪気でもいられない、という二重思考です。
だってエピソード1〜3があまりにも心証が悪すぎるからね。ポッドレースしか覚えていない。それに銀河皇帝(エピソード6の登場人物)&デススター爆破でちゃんと終わってる、自分の中で。
(ちなみに「帝国の逆襲」から映画館の幼少の記憶がある。初代も家族で行ったらしいが)
 
この「終わった」感覚はガンダムと一緒。本当に。
もう自分の中で終わっています。とくに「逆襲のシャア」で名実ともに。それでも正式にナンバリングされるとお祭りになり、祭りだからウカれるがもう自分の祭りは終わってる。
そんな感じだ。
しかしながら、お祭り的な・同窓会的な盛り上がりを否定するわけではないのです。

スピルバーグチルドレン、JJ・エイブラムスの仕業なので、品質は保証ずみ。脚本はなんと名手ローレンス・カスダンほか。映画通ばかりが大挙し、転がし方もCGも、心得ています。

あと準主役に、三白眼が印象的なオスカー・アイザックがいます。
彼の作品で、コーエン兄弟「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」 があります。
こっちおすすめです!

 
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◎新書になってありがたみがへる
 
いま読んでるのが、高橋源一郎「ぼくらの民主主義なんだぜ」 という新書(朝日選書)です。
朝日新聞誌面で月に一度、4年間にわたって高橋氏が担当していた「論壇時評」。
その連載に加筆して出来たのが本書です。
ボクは「論壇時評」毎回とても楽しみにしていたので、このほど買ってみたわけです。
ところがどうでしょう。 読む気がしないのです。
スクラップまでして楽しんでいた高橋版「論壇時評」なんですが、新書になって読み出すと急にだめ。
ピンとこない。もっと言うと、ページめくっててあんまおもしろくない・・・
本という体裁になったとたん、そうなるわけですから、新聞というメディアも捨てたものではない。 あまりに勝手ではありつつも、そう思った新書版でした。(まだぜんぶ読んでないけど)
なんなんだろうね?
 
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◎スモークを長年ぶりに観る
 
映画「スモーク」、途端に観たくなりました
で、観ました。
とてもよかった。とてもよかったんだけど、正直に言えば、


「ちょっと荒いなぁ……」
(まあこれはこれでいいわけか)

 
と思ったわけです。
年月を経たリファレンスはこれだから大切です。しかし、その返す刀で思ったのが
 



「しかし骨にくるわ、これ」
 



ということね。
オーギー・レンの「ゾーン」に自分が刻一刻とまさに近づいている感バリバリですよ。
前回観たのがいつだったか忘れたが、はるかに骨身に染みました。

しかし部屋でスモークをDVDで観ながらも、タバコを吸わないというのは奇跡ですね。
ちょっと吸いたくなったけどね。しかし今年はこれに尽きるなあ。 禁 煙 。
 

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以上、暮れの短信3連発でした