つれづれ書くシリーズ
●最終予選ラウンドサウジII
前回のサウジアウェイ戦。ここで私は
「なにしてる!サウジ!」
「そんな・・そんな攻撃では!
富安吉田の壁は崩せんぞ!」
と大層ゲキを飛ばしました。笑
そして今回サウジとの2回戦ホーム戦では、
平常心
ですよ。ええ。
前回の日々の記のとおり、平常心。
だから書くべき事もない。
のだが、ひとまず、試合直後の「ポピュリズムの猛威」が去った今、一点だけ書こうと思う。
長友の途中交代の是非云々
と騒ぐが、そもそもこれ
国内の都合だけの話だよな?
ということを。
生真面目に途中交代が「ルーチン化」している長友ー中山ラインだが、それは
敵にとってどうでもいいこと
なんだよ。
少なくとも、敵のフォーメーションや戦術的観点から「相手を看て」の交代ではない。
日本国内でその是非を騒ぐことは文字通り「勝手」でオレ自身も感慨はあるが、こんなお家騒動を
ブラジルやフランスの前で
行ってもなんの意味もない
ということは改めて確認したい気分だ。
彼らと当たる前に、こんな議論はすみやかに解決しておくべきこと。まあ、べきロンでしかないが。
(だって我々に裁量はないもん)
アジアは弱い。本当に弱い。
この2022年版ジャパンは〈欧州予選ならイチコロ〉であり、例えればモナコ公国やルクセンブルクと戦い「日本は勝つか!絶対負けられない!」みたいな話だと想うわ。
この例えが不服でも、欧州予選はHグループまで8グループ各6カ国総当たり。で、ストレートでW杯にいけるのは各グループ首位のみ、という激戦の中にあることは伝えたい。ゆえに〈イチコロ〉なの。
アジアであることをしみじみと感謝しましょうよ。
あとはもう「平常心」。笑
サウジ戦は帰国後2戦目だった。
毎回合流後の「緒戦」が本当にヘタすぎるから、よかったよね、2戦目で。
次のオーストラリア戦は合流後すぐ。それもアウェイ。これはこれで楽しみだが。
●地上波、DAZNとかABEMA
W杯チケットのかかる一番「オーストラリア戦」はアウェイでDAZN独占である。
ここで今、地上波に流すようロビー活動をしているのがJFA会長だ(前もこんなことあったが)。
こんな報道を(ヤフーで)触れる私たちが真っ先に自覚しておいた方がイイのは、
自分はタダで盛り上がりたい
のか
本当にサッカーが観たいのか
という、欲望の線引きである。
この「自覚」。もっと言って自分の「下半身の思惑」を自覚しないことには全てがダサいし、
あくまで他力本願寺
となる。
ここでも「平常心」がカギですよ。
看たきゃ「現状入るしかない」。それだけ。
これはただサッカーの例に留まらず、今は
21世紀ビジネスの渦中
に我々はいる、という大きな視点をもつことだと想う。その表面のイチ・コンテンツにすぎない。我々は確実に「課金ビジネス」の只中にあり、その認識なく〈公共性〉を訴えても意味がないだろう。
意味がないというか、語り口にウソがつきまとう。
おいらは、私は、ボクは、
タダでみたい!
お願いです、タダでみせて!
そう気持ちよく訴えることが透明性だよ。笑
もっともオレは、
今の日本代表サッカーを鑑みるに、3月DAZNに入ることはないだろう。風の噂を待つ。
が!
W杯の本戦は話が別だ。
たとえABEMA独占になったとしても迷いはない。
だって本当に、W杯自体が大好きだから。
日本代表がいけなくても関係ない。それくらい世界中のサッカーは面白いから。感動するから。
もしその愛情に課金要求される〈世知辛い〉世の中なら、そんな世の中か、と哀しみながら想うのみ。
(もし法外に高かったら? そのときは今回は観るが、次からは「自分を変えてゆく」よ。)
ホント「平常心」が現代のカギですよ、全く。