わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

和幸クロニクル

とんかつやの「和幸」は3社存在する(した)。


和幸商事の運営する「とんかつ和幸
和幸株式会社(いなばグループ)の「いなば和幸」
そして
協和商事の運営する「とんかつ和幸


・・・。
大混乱である。
しかしロゴはあきらかに違う。


  


冒頭で書きはじめに迷ったが、「存在した」。
過去形が現状として正しいのかもしれない。

おそらく一番見慣れないのが若葉マークの「とんかつ和幸」だろうと想う。
が、この通称「協和和幸」はHPさえない
以前は新宿小田急百貨店、池袋、錦糸町などにあった(らしい)がHPがないので確認が取れない。

現在おそらくあって数店舗。
いや、もう消滅してしまったのかもしれない。

というところである。


その歴史はウィキペディアに数行だが載っている。


「協和和幸」が昭和25年(1950)開業。
とんかつ和幸」は昭和33年(1958)。
「いなば和幸」が昭和51年(1976)開業。


若葉マークの「とんかつ和幸」(協和和幸)が実はオリジンで、8年後の開業「とんかつ和幸」は(ああややこしい!)明らかに「のれん分け」だろう。ウィキには創業者同士の親交も記載されている。

それに対し、その約20年後の「いなば和幸」の誕生は、予想どおりというか、がっつり裁判にもなったらしい。2010年前後の「和幸食堂事件」がそれであり、いなばグループは和幸商事に800万円超の損害賠償の支払いが命じられている。

このころのオリジン「協和和幸」は・・

おそらく企業体力はなかったろうし、最もメジャーな和幸商事の「とんかつ和幸」がこの事件を原告として取り仕切った、ということだろう(推測)。


ホントにややこしいが(笑)、よく目にする四角いロゴの「とんかつ和幸」は中国やタイにも進出している。HPを見比べても「いなば和幸」との差はあり、そんな商才の差を感じるのも一興だろう。


・・でも一方でオレっちとしてみたら。


「いなば和幸」でも余裕なのである。ふつうに「うまいうまい」とパクつくのでよろしく、だ。
むしろ若葉マークの「協和和幸」こそが心残りだ。入ったことがなく、一度は食べて和幸クロニクルを完遂したかったものだ。・・って今日なぜこんなことを書いたかというと、



あー。とんかつだ・・



とオレの脳がとんかつを呼んでおり、調べてたらこんなことになった。
うちの近くではイオンにいけば「とんかつ和幸」があり、ららぽーとにいけば「いなば和幸」がある。
どちらであれ、ヒレカツ一択だ。
そうしてごはんキャベツお味噌汁を律儀に1回転廻せばそこには多幸感が待っている。