サッカーブログを再開する気分。2024年のパリ五輪以来のエントリーですね。
2025年は一つも記事を書いてない。ちなみに去年最大のトピックはなんと言っても、
親善試合
25年10月14日 3−2 ブラジル戦勝利
だった。この試合は終盤なにも打つ手のなくなったブラジルがとても印象的だった。前回W杯ドイツ(ドイツには2度勝つ)、スペインに続く大金星で強豪と渡り合える実力を示し続けている。
そんなポテンシャルにくわえ6月のW杯が
・48ヶ国出場
・アジア出場枠 8.5
ということもあり、これは目を瞑っていても「さすがにいく」訳で《結局は本戦以外なし》という事。
そういう訳で黙していた。
で、選手選考も終盤にさしかかり、むくむくと起き出した次第です。「そろそろ出番だ」と。笑
英国遠征に臨む選考メンバーの発表があった。
そこで感慨などを記す。
◉DMF戦争:守田落選とその考察
今回一番の話題はトミー冨安の復帰もさることながら「守田が落選したこと」だったのではないか。
DMF(ボランチ)のポジション争いは激化している。
守田はケガが明け調子はいいにもかかわらず「呼ばれなかった」。そこで巷はざわついている。
これはなぜだろう? 指揮官は言葉を濁すがつまりは
ブラジル戦が印象に凝固している
ってことなんだろう、と推測する。
指揮官森保の中でブラジル戦で敷いたボランチ「佐野海舟—鎌田」がファーストチョイスとして固まっているんじゃないかな。その上で《待つべきは誰だろう?》と考えたにちがいない。
(それくらいブラジル戦の面子は重要だ。)

遠藤がケガから復帰したら間違いなくファーストチョイスにいるわけで「佐野海舟—鎌田」ラインに《誰を足すか?》を考えると印象が遠のいたのが守田、ということではないか。
《待つべきは》藤田ジョエルと田中碧。
それも「ジョーカーとしてのボランチ」候補としてその《どちらを》残すか?、なんだろうね。
もっと突っ込み、指揮官の心理で言えば「ベンチに置いても腐らない」ボランチ探し、ということだ。
つまりボランチ部門はもう一杯で、ジョーカー候補しか残っていない、というサインだ。
遠藤=佐野海舟=守田という正統レースで佐野海舟に守田はまくられた、ということ。遠藤の回復が厳しければ「守田復帰」もあり得るがそれとて「キャプテンシー」として遠藤は必ず呼ぶ。そののりしろ分を考えても守田は「浮いてしまった」んだろう。彼にとってはなかなか厳しい戦いに映る。
裏返せば戦争激化の理由は「鎌田」だ。
彼がここ4年でインサイドハーフからボランチに転職し、着実に結果を収めている、という証拠だ。
鎌田のレンジは広く、この代表で彼の存在は大きい。
◉空位の左インサイドハーフ
ここが面白いのだが「インサイドハーフ」に誰が入るか?だ。とくに左側のインサイドハーフだ。
●
● ココ ● ●
● ●
● ● ●
GK
このポジションは南野がいたが、彼は大ケガを負ってW杯本戦は絶望的だからだ。
三苫という選択もあるが、彼も完全復調するかわからないしWGが最高適性だ。どのみちW杯本戦では間違いなく
中村敬斗
が「ここぞ」という処で使われるだろう。
それは(いつだったか)いつぞやの試合で、一度試したときに判明した。
森保は「使える」と判ると、戦略がバレるのを恐れ慌てて下げたのでわずか数分間だったがW杯本戦では必ず使ってくる。あとは——
久保 — 堂安 (左利きが二人はナイ?)
久保が左のインサイドハーフに入る形。(もっとも現時点で久保は故障中だが。)しかも「左利き二人仕様」になるがありえなくはない。いずれにせよ左インサイドハーフに誰が入るかが今混沌としている。
今回の英国遠征で代表入りし、今回間違いなく《あり得る布陣》として試されるのが——
鈴木唯人
だ。彼は右利きの攻撃オールラウンダー。で、今回左インサイドハーフで使われ最終試験となるはず。
アンダー世代から注目していた鈴木唯人が成長しここに来て選抜されていることは嬉しい限りだが、この英国遠征のもっとも注目点のひとつと言えるだろうね。あとは《あり得るチョイス》としては
町野の左インサイドハーフ起用
彼がトップではなくシャドーで使われる可能性も高い。これもスコットランド戦の後半とかで見れるはずだから、その出来を見てみたい処。
あとは鎌田ね。フツウに前で使う定石。いずれにせよ今「左インサイドハーフ選抜」が面白い。
◉ディフェンス部門:CBの充実
冨安の復活は全世界的にサッカー界にとって朗報だが今回は大切に使うだろう。出ても20分くらいのはず。(てか、出さなくてもいいくらいだがイングランドへの復活披露は激アツ展開だろうね!)
伊藤の復活も朗報で、左のCB、4バックではサイドをやれるというのが大きい。
ゆえに4バック時の仕様として菅原(右WB)しか今回呼んでいない。左は瀬古も鈴木淳之介も伊藤も《やれるCB》だからだ。なんなら「右でやってくれ」と言われたらこなせる人材ばかりのはず。
いやー。いつの間になんでこんなに充実しているのだろう!という感じだ。ディフェンス部門はいくつものポジションをこなせる人材の充実がある。
町田・板倉
というCBの故障者の復活も控えている。
長身俊足・安藤というニューカマーも居、なんていうかもはや「好み」でしかない。笑
それくらいの充実っぷりの中、上図ブラジル戦のスタメンは当確だ。それと冨安・伊藤と。
なのでDFも完全なるポジション戦争だ。今故障中の町田・板倉は「うー」と固唾を飲んでいるだろう。
◉ワントップ戦争:上田の控え
目下フェイエノールトで爆発中上田絢世をファーストチョイスとして誰が残り《2〜3》に入るのか。
前田大然というボリバレントな《高速飛び道具=前回までのジャガー枠》は当確とすると
町野 VS 小川 ポスト上田枠
後藤 VS 塩貝 若手ジョーカー枠
こんな図式が看て取れる。
そこで今の印象値を図れば、小川航基と後藤の印象がよろしくない。町野・塩貝の線が濃厚でまさに最終テストがこの4人に下るだろう。
しかも《若手ジョーカー枠》は限られた人数の争いなのでFWだけの計算式ではないだろう。
MF・DF含めて《若手ジョーカー》は決まるはず。故に後藤・塩貝とも落選は大いにありうることだ。
その意味で《シャドー要員》。彼らが左インサイドハーフとしてやれるかどうか?を試験されるはず。
最終的にはサッカーIQのより高い者が残るだろう。
こうして紐解くと、森保のリストは随分「理に適ってるな」「まさに最終テストだな」という様相だね。
◉代表は過去最強か
一時期、それも最近まで《故障者続出》の中、ぼちぼち戻ってきていて、本当に一時期よりは危機的状況ではなくなった。今まで示したとおり、各ポジションでの充実と競争は健全だ。
では、日本は最強!
めざせ悲願ベスト8!
いや、優勝!
と言っていいかどうか——。
オレはそうは思えない。少なくとも軽率に言う気はない。その証拠としてこの記事を置いておくよ。
2024年のアジアカップだ。
皆さんはもう忘れていると思うが、つい2年前。
彼らはベスト8でイランに簡単に敗退している。
彼らは「目上」には強いがフツウにイージーに「取りこぼす」ことを忘れてはならない。おまけにトーナメントの弱さは伝統としてある。
来たるべきW杯は予選を突破してもベスト32からトーナメントは始まる。
優勝のためには5回連続で勝たなくてはならない。当たり前だが、これはすごい数字だ。
悲願のベスト8入りも「2回」勝たないと実現しない。これも当たり前だがフツーにかなりの旅路だ。
会期中ローテーションは必至。で、兵力の変わらないBチームを作れるか?が各国共通の課題だ。
そんなこんなで、W杯イヤーは書いていきます。
まずは選手最終選考「英国遠征」。
さあどうなるでしょうか。では!
____________________
追伸:そして、オレは旗手を想う・・
旗手は終始モリヤスに嫌われたなー・・あー。
それと「セルティックという監獄」を同時に想うよ。なんなんだあそこは。たぶんセルティックに行きたい、と想う日本人はこれから出てこないんじゃないかな。いっときのCSKAモスクワ級にね。
旗手、がんばれ!応援してるぞ!
そしてそんな意味で前田大自然! 旗手の分もスコットランドにぶちかませ!