前回は編集でした。
ゴーインにシリーズ化している、
私が想う映像の仕事。今日は「撮影」です。
・・・しかしまいったな
どこから何を書くのが良いか、途方にくれます。
撮影の技術や理論について、でも相当な数の参考書がうまれるわけで、あるいは人物にフォーカスすればロジャー・ディーキンス、E・ルベツキなど錚々たる現役マスター達も居り、また映画有史以来そのセンスオブワンダーの歴史そのものだからです。
というか。
今なんて、・・正確には10年代なんて・・第●次撮影監督ブームだったよ。上記ディーキンスやルベツキ、ロバートリチャードソン、ホイテマホイテ、ヤヌスカミンスキー、ロドリゴプリエト・・
眩いばかりの撮影監督の競演がすごかった。
し、今も脈々とね。
(上記の人物たち、萌える人は萌えるでしょ?)
なので。
なーのーで。割愛する。笑
撮影は収拾がつかない。し、まさにリソース。(書いたところでいよいよ誰トクかわからん。)
なので、今回も機材の話にすり替えます。笑
機材トーーク!
上記、去年の今ごろ書いたモノ。
これね、改めて読んでみて下さいな。
はっきり言ってしっかり予言書でしたよ。その後すーぐ、まさにどこも各社アップデートしたよ。
・4:2:2
・XLR
この重要性を訥々と説きました。
やーっと意識が標準になったかなぁ?と想った。とくに録音部。これね、ホント
なめんなよ?
と思ってたからね。素直に嬉しい。
キャノンはC70を発表。しかしC70キラーとして
ソニーがFX3を発表。
FX3は本当にC70キラーで、キャノンが霞みます。
むろんパナさんもSシリーズでがんばっております。各社まさに凌ぎの削り合いです。
機材トークをする際、毎回のように注意書きをしています。それはオレのまさに思想的な撮影の話、そのものだからですが、機材というのは
・話題なんて賞味期限が短い
・結局はそれで何を創るか
ということなんですよ。
機材はなんだっていい、とまでは決して言わないが、ある程度以上はもう充分到達しているものだ。
で、肝心なことはそれでユーが何を創るか、だ。
もう、これしかないのさ。
新しい機材を各社が投入してくれます。
いつも。ね。刺激的な機材を出してくれる。
でもそれって、
さあオレら(メーカー)は
用意したぞ
これで お前は
なにを創るんだ?
といつも試されてるんですよ。あなたもオレも。
挑発してるの、メーカーはさ。
その挑発が刺激的なんであって、クリエイターはその挑発に応えていくことが善だろう。
それは常に新しい機材でないと実現できないのか?
——当然だが、それは全くちがう。魂に古いも新しいもない。想いと熱の方が大切だ。
新しいカメラが出る度に私はいつもそう想う。
ありがとう、ソニーキャノンパナソニック。
すべて日本からの挑発だ。凄いことだよ。
そんでもって、ありがとうブラックマジック。
縁遠いがサンキュー、アジャ、レッド、アリ。
相変わらず先立つものなくレンタルで凌ぎを削る私からは以上です。笑