いよいよ来週。
2020年9月19日土曜日、チェコ、プラハ。
Prague International Indie Film Festival にて。
Rendezvous が上映されます!
実質、ワールドプレミア。初公開!
それは、プラハです!
本ブログはもちろん日本ローカルですが、チェコ、プラハ在住のお知り合いや、南ドイツにお住まいのご友人などいらっしゃれば、ぜひお伝えください!
世界中の傑出した短篇ショートストーリーが、一同に会すことでしょう。本当にオススメです!
プラハ1区。
エディソン・フィルムハブという素敵な映画館。
DCPによる本格上映でもあります(作りました)。
詳細などはこちらです! ぜひ。
Prague International Indie Film Festival
Facebook 作品ページ(イベント欄記載)
●映画祭、その想念の旅2
ここでひとつ、豆知識なのですが、
PIIFでは「Official Selection」に選ばれました。
この映画祭は1年ごとのセレクション発表の形を執る映画祭。すなわち「入賞(Official Selection)」であれ、会場での上映資格を手に入れることが叶いました。その意味で、マンスリーコンペティション形式を執る映画祭の、月間Award同等の価値があります。
大方の分別をしますと・・
通年・・大きな映画祭など。1年に一度発表
季刊・・年4回発表など。季の優秀作を集めGrand Jury
月間・・年10〜12回発表。月間最優秀作を集めGrand Jury
通年映画祭と月間映画祭の違い。
世界中の映画祭にはこのような違いがあり、どちらにもメリットや特徴があります。
ただ個人的には、短篇にはマンスリーコンペティションの方が合理的だな、と感じています。
年間を通すと、エントリーは数千(それも数字は後半の方)を下らないからです。エントリー数が多すぎて、通年の映画祭では多くの傑作にお断りを告げなくてはならない。その点、マンスリーコンペは比較的多くの傑作を取り上げられます。それは多くの映画作家にとっても喜びにつながる事でしょう。
(もちろん、マンスリーなら通る、という意味では全くありません。激戦区ともなると数百・70〜90時間分の作品が月間に届き、その全ては夢を積んでいます。鼻をほじって獲れるものでは決してありません。我々の作品はその中の5分なのです)
ともあれ、世界中の地域、観客に届けたいという私の念願が、来週叶います。
もちろん日本での映画祭。それに、アジア。
そんなすべての素敵な映画祭の吉報を心より、心より待っているところです。通っておくれ!
●そして、プラハ!
前ブログ「映画祭という、想念の旅」でもお伝えしましたが、私は「いきたい」極私的懇意の場所にアタマをお花畑にしてエントリーしています。
プラハ! むろんですとも!
ミランクンデラ「存在の耐えられない軽さ」!
プラハの春! 象徴主義絵画に、パペットアニメーション、ヤン・シュワンマイケル!
そしてそれらにも増し、最大のモチベーション!
それが!
わが、トマシュ。
トマシュ・ロシツキー選手ですよ。
アーセナルのワンダーボーイ。
この選手が好きでガナーズ好きになったくらいです。彼を育んだ街がプラハですよ。
(そう。チェコってなんだろ、個人のキラ星が出る土壌なのかもしれません。アイスホッケー、パヴェル・ブレも大好きでした)
そんなわけで。
PiiFに出す、最大の動機となったわが心の偉人を、上記、デジタルフライヤーのどこかに忍ばせてあります!それは私の今の想いでもあります。笑。
泣く泣く、本当に泣く泣く、
プラハ入りは取りやめました。
けれど上映こそが、最大の喜びです。
プラハよ! どうか祭典の成功を!
そしてプラハに続いて多くの場所で上映したい。
多くの、映画を愛する方々に、届けたい。
ではまた!