わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

メモ雑感

去年から続く香港の抵抗。
今日も新聞やニュースを賑わせているが、文字や言葉がどうしても空しいし、白々しい。
というのも、英米ともに「結局なにもしていない」から。それも去年から「ほとんど」なにもしていない。むろん日本などただ険しい顔で原稿を書き、報道もそんな風情で深刻ぶって読み上げるだけだ。
遺憾である、と言うだけで政治的に中国に押し込まれている。それはウイグルにしてもチベットにしても(これらの地域は後ろ盾がないから尚更)だ。
国際的にはただ外から「騒ぐだけ」。それではやはり文字や言葉がむなしい。

それだけ中国が強い、
ということなんだが、疎い私でも「中国が領土を増やす意志のある」この流れは理解できる。
香港をねじ伏せたら次は「台湾」。
で、その次は「沖縄」となってゆくだろう。というかこの二つは同時に、それもすでに進行中だろう。
コロナも決して無関係ではないし、5Gテクノロジーも無関係ではない。今は米中戦争真っ只中だ。
東京都知事選にしろこの系譜で眺める事を勧める。

もっと言うと北朝鮮と韓国の悲願の統一。
これは中国の主導により韓国が北に吸収される形をとるポテンシャルがある。アメリカは撤退戦だ。
彼ら米国がハワイまでさがるとしたら?
さあ日本はどうなるだろうね。そろそろ国防というものを真剣に考えた方がいい。とにかくトランプは日本のリソース(トヨタとか優良企業の技術)を吸い上げたらさっさと中国と取引して撤退するだろう、ハワイまで。

日本をどうぞ、だ。たぶんね。

おもいやり予算なんかガン無視で国益の為にやるよ、彼らはきっとね。だから自分たちがチカラを着ける必要がある。いや、着けるというか行使できないとまずい。非常にマズいだろう。そんな意味で安部さんの悲願「憲法改正」というのはある程度以上に重要だ。もう充分だろ、戦後史観は。もはや右とか左ではなく。「ガラスのうさぎ」は味わい深いし懐かしく忘れがたいが、戦後の色んなほつれを解くしかない。むろんそれがこの国でできるのか?というと絶望的でもあるが、自分たち自身が「思考」する必要があることにかわりはない。その辺のステートメントはこのエントリーのお尻に書いた。



そんな今年は、アメリカ大統領選だ。
これはどちらにしても「詰んでいる」。
バイデン氏は中国と親しく、彼が獲れば日本はいよいよ不利で、トランプはトランプで「取引」しか考えていない。どちらにせよ日本を骨抜きにしきって養分吸い取ったら、ポイだろうな。
日本もさる事ながら、お隣韓国や台湾はより一層緊迫の状況だろう。結局、この下記エントリーの感覚から私は抜け出せないし、良い線突いてると想う。



レジ袋がどうの言ってる場合なのだろうか。


私は私でこのほど短編映画を撮った。
緊急事態なる渦中で——。そんな意味でも海外の映画祭に選ばれたい。選ばれて興味ある国や都市を覗きたい。今というものをより一層感じたいから。ソウル、台北、モスクワ、ロンドン、ニューヨーク・・
中国の映画祭もエントリーしてみようかしら。