わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

コロナ・シンドローム

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発生源とされた武漢の市場


さあ! 社会的なうねりを(久々に)考察する。
いつも考察は大好きだが、ブログには書か(書け)ないことばかり。でも久しぶりに挑戦するよ。

三点。

1.連日報道されるコロナウィルス
2.横浜港停泊のプリンセス号
3.オリンピック開催するのか


このあたりは日本のビックイシューになっていて、自分なりの考察をする。
で、これは自分の考察にすぎないので、話半分に聞き流してくれていいと思っています。



0.ウィルスについて
武漢発の新型コロナウィルス、の前に。
そもそもウィルス、について。
もうオレは、で本当に聴いてよね?
もうオレはね、ウィルスと聞くともう《斜にかまえる》んですよ。むむ?ってね。
手作りの可能性が高い、とね。それはもう正直エイズから疑っているんですよ。

そもそもウィルスというのは、細胞をもつ細菌とも違い、非生物と生物の間のモノ(ややこしい)。
で、その歴史もまた古い。
比較的オーセンティックな天然痘や風疹などは中世には存在し、デング熱も17世紀から文献には出てきたようだ。スペイン風邪第一次大戦時に流行ったし、インフルエンザもそれ自体の歴史は古い。
だが、最近のウィルスというのは、



新型の登場が早すぎる



のですよ。
今迄の太古からの天然ベースの発生頻度に比べて、余りにも早い新型が生まれまくっているんだ、ここ数十年で。
誰かアプリで可視化してほしいってくらい、20世紀後期以降の出現が先史に比べ異常に早いわけ。


温暖化? 温暖化によってウィルスが活発に?


いやどうかね? その説は個人的に頷けない。
仮に温暖化起源なら、もっと騒ぐはずだもん、学会を越えて世界中が。それに発生源の地域も中国や中東などであり、南北極・寒い地域の雪解け等に関与などない。第一、科学者であればあるほど、


この異常なペースの新型発見に首を傾げている


はずなんだよ。
そう思うわけなんで「ウィルス」と聴いただけでオレはまず「むむ?」と疑ることを告白しておく。




1.武漢発新型コロナウィルス
陰の某の界隈(私はあり得る、とする側にいるよ)では「ウィルス兵器説」は根強い。
これはひとつ、切り分けた上で、どうしてもその説はあっていいと感じている。
それは0.の理由からであれ。自分がインの某好きという事実を外しても、この説はあっていい。


で、陰謀説の中で、どう読み解くか


ここで読み合い合戦になるわけだが、読み違いもむろんあろうと思う。全ては裏の取れない疑義にすぎず、素人探偵の推理として個人の数ほど推論があろうものだとも想う。
が、今日はここを敢えて突っつくよ。

A:武漢の生物科学研究所から漏れ出た説
  =中国内部の人為的ミス・失態
B:なんらかの中国の敵勢力による散布説
  =あたらしい戦争のカタチ

 

大きくABどちらかの説が舞っている。そっち界隈の世論としてはね。

で、オレはを採るよ。
だよ、こいつは。

なぜか?
たしかに武漢市に中国の生物科学研究所はある。
発生源とされる30キロ圏内にそれはある。
だから怪しい・・、
A)中国の人為的ミスだろう、というのはわかる。



が、それって
インスタントすぎね? 因果が。



と秘密探偵オレなら考える。
むろん繰り返すが、裏はとれん。永遠に。
けれど、その因果は採用するには余りにもインスタント・安直すぎる。むしろわかりやすいほどに、当てつけられた。とオレなら看るね。つまりそんな生物研究所があるエリア自体が「狙われた」と仮定する。『火事を起こすなら火事場』ということだ。
因果も擦り付けられる。その上中国当局も「煙が立ちやすい」場所だけに公に否定し難い、など「狙った側」にとって利点ばかりだ。
武漢は狙われた。ではなんのために?

と考えたほうが質の高い考察のように思える。


B:あたらしい戦争のカタチ


これが昨今の
哀しきトレンドなのだとオレは想っている。

中国は石油のドル決済の終了を宣言している。今年から始まる5Gの特許も多く持っている。
中国はそもそも次期覇権国家候補に違いはない。
すなわち敵は多く、これからも標的となるはずだ、と看た方が自然ではないか。

これもオレは、でしかない。
が、ウィルスってやつは、発生源がどこか? を冷静に見極める事が肝要だと常々思っている。
Mersの発祥はサウジだぜ? なんでサウジなんだよ?・・これ以上は秘密探偵オレでもむずかしい。
とにかくAに付随して中国バッシングをすればするほど、何らかの思うつぼなのかもしれないぜ?
で! そんな激戦中の「板挟みとしての日本」。これをこれから少し推論してゆく・・。



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停泊中のダイヤモンドプリンセス号


2.横浜港停泊のプリンセス号
裏の取れない「犯人捜し」はよそに、すっかり話題は「日本は大丈夫か!」に世論は移っている。
大衆心理としては当然だろう。中国はいい、コロナもいい、で、うちらは?それだけが知りたい、と。

で、今、ものすごい日数、ダイヤモンドプリンセス号が海上に軟禁されているのも周知の通りだ。
が、この事態は異様だが「なぜ軟禁されるか」、そこについて芯の喰った解説はなされない。
むろん「宿主の隔離」とは言える。
大衆的に捉えれば「感染するまで軟禁のよう・可哀想」でもあろうが「なぜ」を深く考えるにこれは、



どうしても日本内感染者数を増やしたくない



という政治的思惑が看て取れる。
「船上」であれば海洋域での感染となる。つまり、
日本国内の感染者としてカウントされないからだ。


「なるなら、海上でなってくれ。」である。


プリンセス号内感染は「日本内感染」にカウント「されない」。公式カウント数に含めなくていいからだ。それを知ってオレはなるほどね、と思った。
でも、それはなんのためだろう? 海上で発症を待つような非情な選択までする理由は?

——しかし、それはやはり重くデカいはずだ。



国内への拡大防止。は当然のこと。
観光客風評への懸念と損害。
なにより
オリンピックである。



政府は必死だよ。
水際で食い止めようとしている。
アメリカに難癖つけられようと、何されようと。
その姿がプリンセス号軟禁に現れている。
「数」の公式カウントにそこまで必死なんだよ。
それだけ誘致にはこの「数」が大事なんだ。

オレはここにおいて(鼻をほじりつつの)冷ややかな視線でディスる気にはどうしてもなれない。
この政府の涙ぐましい必死さは理解できるからだ。
ここにも静かな戦争があるんだよ。



3.オリンピックは開催するのか
プリンセス船客に非情な選択までして守り抜きたいオリンピック開催。
ここについて今、秘密探偵の出る幕はない。
あるわけがない。

しかし世論というのは、世界中にある。
どんなに日本が好意的に動こうと、このウィルス影響が長引けば、五輪開催はかなり厳しい状況に置かれるだろう。
実際、京都のホテルなど今、爆安である。
我々は中国と日本の地理も、見た目や言語の違いも知るが、すでにアジア人というだけで風評被害も各地に出ている。
まさに政治領域であり「バグり場」でもあろうと想う。バグった決断もあり得る、ということ。
今好意的に言っていない。


無理に五輪を決行し国を挙げてバグるかもしれない
= 世界的パンデミックの大戦犯となる可能性

非開催を外圧で受理した場合(←国内発はない筈)
その圧倒的影響から国を挙げてバグるかもしれない
= 国内の経済的大戦犯となる可能性


どちらの道にもバグが待つような、この状況はエグすぎるし、いかにも日本っぽい気もする・・。
とにかくこうして政治的カオスはこれからも続く。
まさにあらゆる「戦い」だ。
我々もあらゆる想定のもと、冷静に見極め、知識を蓄え心の準備をした方が良いだろう。
そんな2020年の2月の今なのだと想う——。
3月には手始めに東京マラソンが控えている。




4.メメント・モリ
これまで俯瞰的に書かせてもらった。最後に。
武漢でまだ名もない、新たなウィルスと苦しむ患者たちに立ち向かい亡くなった全ての医師。
全ての武漢市民に哀悼の意を申し上げる。
ほとんどの人間はなにも望んでいない。そしていつだって被害者は市民だ。そこに旗の色はない。







以上、久々登場・秘密探偵オレでした。