わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

日本代表が終わった日

25日に行われた日本サッカー協会会長選。
田嶋幸三が64対0の得票数で再選を果たした。




まじで終わってんな・・・




と、しみじみ思うね。
原博実氏と争った会長選1期目では、その後すぐに政敵・原を何階級か降格人事下してるし。
今回二期選はなんだよ、64対0 の賛成多数って。
みんな言っているが「異常」「狂気を感じる」。

オレもそう痛感する。いくら他の立候補がなかったとしてもだ。反対票がなさすぎる。
ここには狂気以外見当たらない。ザ・形骸。
反対を投じれば、降格人事と担当部署への予算削減が待っているんだろうよ。
であればもう立派な独裁国家の恐怖政治ですよ。反対ゼロだよ、ゼロ。異常。狂ってる。


日本代表は日本社会の縮図


と口スッパで何度も折りにふれ私も書いているが、まさに日本の組織病のお手本のような有様だ。
情けない。自浄能力がない。

・・・と外野から言うのは簡単か。

先に言ったように。
担当部署を守る為、いや、家族を養う為、唇を噛みながら「賛成票」を投じた人間も多いんだろう。
が! そうであってもだ!


恥ずかしいだろ? これは・・。


すっかり浪花節かよ、内部の人たちよ。
唇を噛もうがなんだろうが、狂気は狂気だ。
じゃあなにか? 唇を噛めば核のミサイルを押すのか? YESマンは「言われたら」人を殺すのか?
むろん例えだ。だが、目に見えるようだろ、日本サッカーの今後が。殺す気かい?

日本代表は日本社会の縮図。

本当に日本病のお手本のようだ。
また【成功を味わうとすぐ自滅する】、という裏のセオリーを地で行ってもいる。
思い出しても見なよ。
女子なでしこも成功を味わうと、崩壊。
それも栄光がチャラ(お釣りがくるほどボロボロ)になるまで佐々木監督でゴリ押した過去をーー。
サッカー界は本当に上がショボい
そしていつだって、現場は健気だ。ーーこれって日本の現代史となにが違う?

90年代のJリーグバブル。
00年代の代表バブル。
近年のDAZN資金。

これらの資産をJFA食い散らかして終わるのか。
で。それって、日本の現代史となにが違うんだ?
ダ セ エ こ と す ん な よ 。


いや。
総論極論はよくないか。多く差異を無視している。
11代会長(2008~10年)犬飼氏や12代(10~12年)小倉氏はさほど問題がなかった様に思う。
「さほど問題がない」事はなんて素晴らしいだろう。管理のエリートほど通常運行を最上の美としよう。
オシムオシム招聘に尽力した方々、岡田武史氏など、キラ星のような才能も内部にあった。
し、今もキラ星はいるだろう。
だが、そういう人材が活躍できる風土か?


とてもそうは思えない。


それが64ー0。
この数字に現れている。おわってる


ため息しか出ないんだが、さらにため息しか出ない動画投稿をシェアしようと思う。
YouTubeやっと出てきたかってチャンネル。
雑誌関係者など、息がかかり核心を言う人は極端に少ない。これも日本のマスコミの病魔だが・・。
このYouTube全盛期の今でさえ、この分野でつっつくチャンネルは本当に皆無だった。
で、やっと出たか、と思った。
チャンネル主LEO氏は若く癖もつよい。し、正直他の動画にはオレも拒絶反応を起こす時が多い。
が、伝えていることは至極もっともだ。
ため息しか出ないが動画をシェアする。
25分と長いがサッカー好きな人は付き合えると思う。全ては現実の把握からはじまるはずだ。
ぜひご覧あれ。


JFA田嶋会長の続投が日本サッカー界を滅ぼす理由を徹底解説【トークtheフットボール】#1073





【追記】28日改稿。動画ありました