わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

SS

関係ないが、恵方巻がほんとうに大キライです。

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昨日は試写用の映像を上げた。
きってもきっても終わることのない素材を切ること幾数日。下茹でし、だしにつけ、とにかく編集なんて作業は、そのほとんどが「下ごしらえ」。
編集とは具材を切るのがもうほんと8割だ。(この作業の憂鬱さたるや、判るひとはわかるでしょ)
あてども続く、にんじん。たまねぎ。ぴーまん・・
いくら包丁を㌧㌧してもおわらない・・
今回はさすがに間に合わない、とプロデューサーに泣きついた。




演出はインフルエンザにでもかかった、
ということで、ここはひとつ。ええ・・




インフルという名のマイティカードがこの世にはある。
が、ただし、一度きりのマイティカードだ。
それもこの時期限定だ。今回そのカードをオレは切った。(☜かっこつけてる。内実仮病

ふ・・、甘いな。

ちなみにオレは小学生以来かかったことなどない。
それというのもおそらく、アノ頃予防接種を受けていないからだ。オレの見立てでは予防接種が本来自然と作られる抗体や抵抗力を失わせているのではないかと踏んでいる。もっとも、ここはインの謀の話にも抵触するが。注射嫌いということもあるが、わが両親の方針だった。今では感謝している



まあそんなわけで、そのSOS!が〆切りの二日前(!)で、一日だけ、引き伸ばしてもらった。
おい一日だけか!、などと心の声が叫ぶもうるせっ?てはなしだ。月末には見せたいとなった。
まだ余裕で具材を切ってる段階のオレは一抹の不安のなか御意として肯いた。・・・で、






おわっちゃうんだよね






終わっちゃうんだわ。完成しちゃうの
それも本来の「期日」どおりに。期日通りだ。さいごは多少、調整にはいるくらいに。
〆切りの昨日。朝、データトスした。





なんなんだ




と想うよね。ほんとうになんなんだ、と。
いちばん「おいしい」構成、演出をかけた編集作業は、ほんとうに短い。まさに料理といっしょ。
最後に待っている、火力一気のフライパン。
それが一番クリエイティブで愉しいが、瞬間だ。それはほんとうにあっという間なんだわ。
火の横のタッパーにはすべての具材がある。
それをエイヤ!とフライパンで水分飛ばして香りつけてさ、味加減視て塩足したり。
一番愉しい瞬間はそれまでの憂鬱な「下ごしらえ」に比べて、あまりに、あまりにも一瞬だ。
毎回、まいかい痛感するのだが、今回も激痛感。


で、これも痛感すること。それは、
作品の強度は、捨てる量できまる ということだ。

どれだけ捨てられるか。
どれだけ選び抜くか。それが迫力をうむ。
捨てるのはもったいないだろう。もったいないからこそ、情もうまれる。だが、どれだけ選び抜けるか。その捨てたものの「声」さえもが乗り憑る。だから迫力も洗練もうまれるんだっての。
このへんはセンスだ。
捨てきれない時もある。が、そういう下半身も含めて計算することだ。計算とはデザインのことだ。
これはナニ都合だ? たんなるオレの自意識か? テーマのために残すのか? 切るのか?
その全ての格闘がゲインの正体だ。

で、このへんのセンスは見る側をもとうぜん問う。
計算(デザイン)のもと、演出は退屈感を残すこともある。全てが意味じゃばかばかしいし、実はその退屈感が絶妙な「風味」になってさえいる、と料理長はちゃんと計算している。が、そういう計算(くどいようだがデザイン!)が意味だけほしがる人々には通じないときがある。それがさみしいこと。
当然、良き味覚の持ち主に出会うとうれしいものさね。食後の会話ははずむ。




というところで、SSに出向いた。
SS。そう。スーパー銭湯だ。




しかも午後イチ入り。笑
ご老人がお休みのなかお邪魔してリラックスルームでスマホなんかをピッピコしてると気絶した。
起きると、夜になっていた。しかも22時



・・・・・・。



どんだけ寝てんだよ・・。
そうか、体力は数パーセントだったのか・・。むろん今韻をふんだぞ? ああ、ここは風呂屋だ。そうだ湯船にでもつかろう・・そうして服をぬぎぬぎ。湯けむり立ちこめる場内に出向き、外を見あげた。








ゆき・・・か







今年最初の雪をみた
それでだろう。お客はまばらだった。
外に出ると外気でミ・ペケーニョはさらなるムイ・ペケーニョとなり、ざばっと湯船につかった。