わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

グッとくる場所

涙もろくなったかも、と思う。
なぜなら、「デパ地下」に行くとさいきんのぼくは、グッときてしまうからだ。
 
できるだけ大きなデパ地下。 それもエスカレーターで臨むのがいい。
ハイソな化粧品の地上階からエスカレーターに載りこみ地下へ。
次第にそのすき間から、華やかな「売り場」のヒカリが見えた瞬間。これこそが、最高潮である。
ありとあらゆるお総菜、洋菓子に和菓子。
食べきれないほどの、食の大パノラマが目の前に広がる!!

 
 
 
 
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  「うわぁ・・・・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
      あるいは
 
 
 
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 「すごいなぁ水島・・・ 日本はすごいぞぉ、水島ぁ!」
 
 
ボクの後ろを「火垂るの墓」の兄妹や「ビルマの竪琴」の川谷拓三が、戸惑いながら歩いている。そんなイメージをいつも思い起こしてしまうのだ。絶曲「埴生の宿」をBGMにして。
 
 
「おにいちゃん、すごーい、これぜんぶ食べれるん?」
「食べたらあかん、お金払うんや」
「・・・。 ことばがでんのぉ。これがぁ日本か・・・」
 
 

勝手にボクは彼らを引き連れ、勝手にグッときてしまうのだ。

 
 
「ええ、そうですとも。
 これがあなたがたが守った日本ですよ」
 

 
血 涙 。
彼らは、ポンパドールでチョコドーナツを買う頃には消えてしまう。
しかしながらさいきん行けば毎回、かならず憑依する。あまりデパ地下に行かないからかもしれないが。でも、そんな《彼らとの行進(交信)》はボクの心をその都度、洗ってくれるのだ。
冗談でもなく、それは神聖な時間なのである。
 
 
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