わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

マイ・ブックオフの殿堂

マイ・ブックオフ殿堂入り。
新たな劇薬、入荷しました。
竹内久美子著 「女は男の指を見る」(2010)
 
Otokonoyubi.jpg
 
これです。 劇薬です。
5年前の発刊ですが、ブックオフ経由、最近よみました。 108円。
内容は本当に言いたくないのですが、少しだけ言うと、「女は男の手が好きである」。
じっさい男のゆびにどうしても目がいってしまう女性は、多いのではないでしょうか?
で、その行為にはちゃんと無意識レベルの「理由」がある。とこの本は述べています。
あー。これ以上いいたくねー(笑)。 まー。 しかたない、言うか
な・ぜ・な・ら・ば、
 
 
男の「薬指」(もっと言うと、指比)の長さで、
平たく言うとその者が成功するかどうかが決まる(可能性がある)。
あとナニの大きさも暗示する(可能性がある!冷汗)。
 
こう、示唆するのが本書なのだ。 テストステロン・レヴェルの影響だそうだ。
で、その仮説を遺伝子レベルで開陳しています。
うーん。 劇薬・・・
 
なお竹内久美子さんは「トンデモ本」の著者として、ある一定層から批判されているらしいのですが、それはムリらしからぬ、というか、薬指の短い人々(男)にとって、それはそれは受け入れがたいわけだ。
オレも読んでさ、まあフツーに、凹むわよね。笑
「それだけじゃないやい!」とも思うわけ。くすりゆび、伸ばしちゃったですよ。 でも、この指比は胎児のころから決定比で、生涯変わらないそうだ。
小指以上にかざりの指だそうで、じっさい、指輪をはめるのは薬指。 うわー・・・
女性は無意識に男のくすりゆびをみて「セクシー」を想うって話。 うるせーやい!
 
まあ、みなさん、安心しておくんなせえ。
かの、ビートたけしさんも指比は比較的「普通」なのでね。
こういうのはパーセントの話であり、まずもってコレ読んで自分の「ゆび」をキライになるなんて愚かです。
それにこの本はもっと根源的な、遺伝子とはどこへ向かうのか? 壮大なテーマを物語っています。それはぜひ本書を手にとっていただきたいです。
で、なるほど! アチョー!と投げ捨てればイイです。
ちょっとした酒場トークなのですよ! ハッハッ!(と、かるく強がってみるよー)
 
 
あと、そうそう! 「指比」で検索すると、コレ系のハウツーがすごく出てきます。
しかしおそらく、竹内さんら人類行動学者の地道な研究と論文発表がオリジナルです。
そういうリスペクトなしに、ただ藪から棒に指比を言っても危険なだけでしょうね。
そういう意味も含め、本書を挙げます。
ネオテニー(幼稚さ)についてもガン読み事項です。 マイブックオフ殿堂入りです。
 
 
さいごに。
これで下記、新書界を代表するマスターピース「女は男のどこを見ているか」(岩月謙司著)を継ぐ、タイトル書の登場を見ることになりました!
祝! タイトルしりとり2部作!!
 
 
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