わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

エリック・ストルツ「インサイド」

南アのアパルトヘイト映画での傑作が「インサイド」だ。
アーサー・ペン監督 エリック・シュトルツ主演、1996年のテレビムービー。
なんと、劇場未公開作品である。
なにかのきっかけで観て、途轍もなくヤバかったのを憶えている。


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先日ネルソン・マンデラ氏が天命を全うしたのを機に、また観てみようかなと思う。
このエリックストルツは本当に痛い。痛すぎる。
そしてアーサー・ペンの長編、最後の作品でもある。



【追記】 1月7日
日本ではDVDにすらなっておらず、レンタル落ちVHSを取り寄せ(←切ない方法だけど、たまにやる) それも昨日届き、十数年ぶりに観た。
「アレ」がこの映画の見せ場であることは何度観ても衝撃的としかいえない。
密室劇を物語と演出の力強さで見せきっている。それに密室であることは同時に物語の中枢でもある。 この映画は目撃者が少なくて日本では資料・情報が少なすぎる。
恐らく、だが、実話を基にしているのだろう。
多くの人に見て貰いたいがVHSでは薦めるのもきつすぎる。