わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

ハリルホジッチの正体 Pt.1

2001年のアメリカ映画に秀作「トレーニング・デイ」がある。物語はこうだ。 ロサンゼルス市警の麻薬取締課に配属となった新人刑事ジェイク(イーサン・ホーク)。一緒にコンビを組み彼に麻薬捜査のいろはを教え込むのはベテラン刑事のアロンソ(デンゼル・ワ…

「飯テロ」周辺の話

今日始まったことでもないが、この機会に書き置いておくことにしたい。SNSの飯テロについて。SNSでヤバいのは、イメージが予告もなしに飛び込んでくることだ。とくに私が激しく逆ギレし危険なのが、「ラーメン」の写真つき投稿だ。あるいはグルメバーガーや…

高畑勲のかぐや姫の物語

昨夜、深夜ぽくぽく帰っていたら曇天を縫うように、霞がかった満月が南東の空にあった。そうか、まさに十五夜、中秋の月じゃないか、なんて思うのだが、偶然にもそれは、高畑勲の「かぐや姫の物語」をDVDで鑑賞した翌日のできごとだった。 高畑勲「かぐや…

松本俊夫「修羅」

鶴屋南北「盟三五大切」をベースにした1971年ATG製作「修羅」。このDVDを(ゲオで)借りて、拝見した。ひとこと、「たまんねえ映画だなぁ」 (☝見てよ、この題名フォント。やばいよ) この年ともなると映画に抗体が出来すぎていて、不感症気味になるのが世の…

ドーナツは甘くない

今日はまあるい、ドーナツの話。ソースは、以下。ヤフーニュースはすぐ落ちるので、コピーした。 気軽な食べ物でなくなった?ミスドもセブンも苦戦、どうなるドーナツ業界 THE PAGE 8月9日(火)12時0分配信 ドーナツ・チェーンの老舗として知られるミスタード…

ドラッグの話

最近、どうするんだろうな、とボーッと考えることの一つにドラッグ問題がある。ドラッグ、だめ、ぜったい。の、ドラッグ。今年も、超有名元野球選手や有名女優の有名な旦那さんが「覚醒剤」で捕まった。麻薬、覚醒剤、シャブ、S(エス)…… これらのワードは…

ユーロ2016 イタリアのDNA

スポーツに関するブログは、賞味期限が浅い。 先日、このはてなに引っ越してきた際、過去ログを整理していたのだが、改めてそう思った。たとえば、誰もいまとなっては、2014年のW杯のことなんて聞きたかないわけだ。(当然だけど)そういうことで、だいぶ、…

アングロサクソンの遠き夢

大きなテーマすぎて、どう書いていいのか躊躇するが、書くことにする、今回のUK、EU離脱の決定。まさに、歴史、政治、経済、情緒、さまざまな面でどうとでも言える今回の事件。なのでたんなる、個人の感慨を書く。「あ、お前きったねーの!」そんな子供のヤ…

空想のスープ

火を入れ かき混ぜる料理と空想はいっしょだ脳ミソの 空想スープは ちゃんと火にかけあっためてないと すぐ傷む空想のスープを ひと回しおたまで 手で 腕で かき混ぜるそのうちスープのなべが 樽のように 大きくなってとてもじゃないから カラダごと浸かって…

ロクヨンという涙腺事項

「64・ロクヨン」の前編を、6月1日映画の日にレイトショーで観た。寝て、起き、冷静になってしまったのでこれを書く。この映画はとてもいい。感動します。俳優の演技はすばらしく、とくに佐藤浩市(以下敬称略)と永瀬正敏がすごくいい。そして赤間部長…

戦後という巨象への鎮魂歌

象のはな子が亡くなったその日に、オバマ大統領が原爆ドームの前でスピーチをした。 現職大統領として初めて広島に訪問し、歴史的なスピーチをした。 ※参考URL戦後、大統領になった人物は12人。11人の棟梁が触ることのない場所だった。避けては通れない…

はな子と村上一郎

象のはな子が逝去した、と今日しきりに目にした。 ぞうを想う時、ボクはこの、村上一郎の歌(詩)をすぐ思い出してしまう。 そしてそれは、なんと、去年のちょうど、今日書いたものだった。 偶然のぞうのはなし。 しかしこの歌(詩)は、本当に怖いほど美しい…

カフェ3.0 孤独をつつむカタチ

まず街で確認するのは、そば屋と喫茶店だ。無意識にこの二つのありかはついロケハンしてしまう。(今日はそば屋はおいておこう。)どちらもだが、これらは「孤独装置」だとオレは思っている。それも、優しい孤独装置。喫茶店は独りが許される場所。いや、孤…

引っ越してきました

こんにちは。映像をつくっている宇都宮です。 SeeSaaのブログから引っ越してきました。タイトルも一新。 「わが心のBlog」!笑バカっぽいけど、無駄にこもっていそうで気に入っています。カルチャー全般を中心に、自分の興味やハッとしたことを書いていきま…

Oleta Adams「Get Here」

昨日、夕方にふとインターFMを聴いていたら、この曲が耳に飛び込んできた。 Oleta Adams「Get Here」。 この曲を聴いていて、同時に想うことがあったのだ。 それは、 なんかさ……こういう曲を聴いて 多幸感に包まれるような人になりたい めちゃくちゃいい曲だ…

Mercury Rev 「Holes」

マーキュリーレヴの1998年の絶曲。 折にふれ、何度聴いているんだろう。 春だというのに。。。 いいや、春だからこそ、内省サウンド全開なのだ(?)。 映像はこの投稿者が貼り付けた、The Red Baroonという子供用ドラマ素材とのこと。 "Holes" by Mercu…

F構文の不惑

毎年、自分の誕生日にはブログをエントリーしていて、そこにはテーマがあって、 「少しつっこんだコトを書く」としていた。 普段よりもっと内省的だったり、もっと断定したり、ということだ。 そして、 それはソンである ということに同意しつつ書いていた。…

草のおはなし

ぺんぺん草を、活けました。 今日ゆーうつにも、庭の草を刈っていました。 ほぼ逆ギレで、です。 「んだよ! まだ3月によ! なんでこんな伸びてんだっ!」 その、草にとってジェノサイド(大量殺戮)の丘で、ふと刈払機の電源を落とします。 「おお、おおお…

ヘイトフル・エイトは困る映画

タランティーノの「ヘイトフル・エイト」 観たのが木曜日なんで少し経つが、たいへん困る映画だ。 噂もとんと聞こえてこなかったからある程度覚悟してたんだけど、観ると「なるほど(噂にならないわけだ)」と思う。タランティーノは本当に大好きだがひと言で…

ふたつの「天使たちのシーン」

時の洗礼ほど、強烈なモノはない。 先月「さらば、あぶない刑事」を見たときもそう思った。 あの「チャラさ」も何十年と積み重ねることで、とんでもない迫力として提示される。 (誉めています。) 先日も、ラジオを聴いていて感じ、ギョッとした。 火曜日の…

特集:2000年代「ホラー3.0」

帰省すると、また兄弟で映画談義。今回のお題は、ホラーである。ホラーの傑作ってなんだろね、ということだ。言っておくと、ボクより兄の方がはるかにホラー&スプラッタに強い。ほぼ専門家だ。その、ホラーという免疫学の専門家に伺いたかったことは、 2000…

ツイッターにつぶやく

ツイッター本社が140字制限の撤廃を検討している。 このニュースがわかりやすい。 ボクはツイッターをしないが、反対である。 「制限」が表現をうむからだ。 どんな下らない書き込みもどんな思想の展開も。140字までに納めなくてはいけない。 そこにシャープ…

MJ研究:松茸ピアの克服

「この曲聴くと、気分が墜ちるんだよなぁ・・・」という曲が誰の身にもあると思う。 ボクの中でその一つは、マイケル(以下敬称略)の「Liberian Girl」だった。 この苦手意識を今一度、今の頭で捉えてみよう。 そんな試みをしてみたい。 リベリアン・ガール…

魅力的なヒロインを考える

正月で帰省し兄などに会うと、かならずマニアックでディープな会話になります。 兄弟姉妹の居る人はわかるでしょうけれど、兄弟だけに通じる言語があるわけです。 「金田一」の台詞をサッと出しては、まるで連歌のように返答するわけです。 私 「ア・カ・イ…

2015 暮れの短信

◎「フォースの覚醒」うっすら感想 観ました。 しかたなく。 というと自分にも抵抗がありますが、まあ、そこまで無邪気でもいられない、という二重思考です。 だってぇエピソード1〜3があまりにも心証が悪すぎるからね。 ポッドレースしか覚えていない。 そ…

消失

ナイロン100℃の舞台「消失」。 再演です。 初演は、11年前のこの季節でした。 11年前。 の話をまずします。 ボクはありがたくも友人の推薦を請け、1ヶ月稽古場にお邪魔し、舞台が出現する様を撮影しました。 のちにそれは、「the Appearance」という…

グッとくる場所

涙もろくなったかも、と思う。 なぜなら、「デパ地下」に行くとさいきんのぼくは、グッときてしまうからだ。 できるだけ大きなデパ地下。 それもエスカレーターで臨むのがいい。 ハイソな化粧品の地上階からエスカレーターに載りこみ地下へ。 次第にそのすき…

なかなかにうざい

さあ!やって参りましたよ! 気になる日本語コーナー! (もう、カテゴリ【日本語】を設けようかな、と思います) ◎香取・カトリ・か取り ところで「か取り言葉」って造語、皆さん知っていますか? 文字通り「か」を取る疑問文のことで、この造語自体は最近…

序破急マクドナルド

昨日のヤフーにおける、 トップランクのアクセスを誇った記事にボクも喰いつくことにしよう。 マクドナルド閉店のニュース「後ろ姿で手を振るドナルド…マック閉店ポスターが『切ない』と話題に」 がそれである。 (ヤフーの記事だとリンクが切れるので、オリ…

マイ・ブックオフの殿堂

マイ・ブックオフ殿堂入り。 新たな劇薬、入荷しました。 竹内久美子著 「女は男の指を見る」(2010) これです。 劇薬です。 5年前の発刊ですが、ブックオフ経由、最近よみました。 108円。 内容は本当に言いたくないのですが、少しだけ言うと、「女は…