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わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

美しい歌

荒涼と 象の墓なる 谷ありて われはひとりの 象牙とりなる 村上一郎(の絶唱とされる) きもが冷えるほど美しい歌・・・ 出典も紹介しておこう。 最近久しぶりに覗いた神保町の矢口書店で、こういうときに、断続的に探していた本というものが、ちゃんとあっ…

結局、クオリアなんだよな

クオリア ・・・・・・ 主観的意識体験。 観測できない現象的意識。 赤色を観て、 A「これって、赤だよね?」 B「うん、赤い」 A「いやいや、わかってる? ホント、赤いよな!」 B「うん、ホント、赤い!」 A「いや、だからよ、赤いって!!!」 B「お…

No Can Do !

イントロが最高にしびれる曲。 そのTOP5に疑いなく、この曲を入れたい。 ホール&オーツの最高傑作、「 I Can't go for that 」。 なんでこんなにこの曲のイントロはしびれるんだろうか? なぜこうも、りりしく、胸を打つのだろうか。 その点を考える前に。…

DAY21 まとめ

さて。 撮影をへて、今、【編集】の真っ最中だ。 というか、それは嘘。 大部分がおわった。 なぜなら今日、第一試写だからだ。 中2日で試写という・・・。 突貫、とりあえずゴールまで走れー、というね。スーパー圧縮。正直、ありえないスケジュールだ。だ…

DAY19 撮影という魔物

昨日はオレをまさに試すような、最後のテストが待っていた。 撮影。 ロケだ。 それも、15時間のロングライド。 さあ、このタフなセクションを、君は生き延びることができるか? まさに最後の関門と呼ぶにふさわしい。結果を言おう。 私は耐え抜いた。 ロケ…

DAY14 禁煙というドラマ

今日で、禁煙2週間が経つ。 安定期(?)まであと1週間、らしい。 いわゆる、「卒煙」 までは3ヶ月、「非喫煙」 のヒトへは3年、なんだってさ。 なんで3なんだ? とは思う。 なにもなかった2週間ではなかったので、価値が高かったはずだと自問し、振り…

DAY10 ドーパミンパニック

DAY2あたりから、「ん?」と思い、DAY4には意識的に気付いていたこと。 それは、無髄運動。 自律神経系の「筋の萎縮」だ。 つまり、けっこうヘビーな話である。 体がダルイ、を通り越し、筋肉が緊張している。それも硬直するかんじ。 むろん、軽度だ…

DAY7 恋と煙草

もはや、もう。 あとは、旅立つか、否か。だけだ というか、もうすでに旅は立っており、問題は、 タバコへの 恋を忘れきるか、否か。 しか残されていないだろう。 禁煙は駄目な恋愛への未練にものすごく似ている。 それらの恋愛が なんとなく 決定的な「No」…

DAY5 仕事と未体験ゾーン

DAY5。 起きたときの「欲しさ」が完全に抜けた、と感じる。 これは、嬉しい! もうニコチン的には体内にいない。ひきつづき、「たばこ」という形態への燃え残り、未練、なごり惜しさとの対決となる。 DAY5でもっとも「ほしくなった」のは、 企画を考…

DAY4 船出への拒絶

起きて、強烈な「吸いたい」はなくなる。 ここからは、もう本当に「洗脳」との対決となりそうだ DAY4。 うそ。 そんなかっこいいもんじゃない。 フツウに、吸いたい。 プカーっとしたい。 この「吸いたい」の背景にあるのは、確実に、 未練だ。 「禁煙」…

禁 煙 D A Y 3

わかってきた。 なぜ「禁煙」がこれほどまでに困難か。 そうか。 珈琲も絶たねばなるまいか ということに気付き出すからだ。 代用のチョコは逆効果だったし、珈琲はDAY1から続けて飲んでいた。大好きだからね しかし、この珈琲がもつ記憶の「トリガー」が、…

禁 煙 D A Y 2

昨日27日。DAY2。 某D社にて、朝に打合せ。 そのまえ、ギリギリに起き、電車に飛び乗る。 DAY1の夜は悪夢だった。 ほとんど明けるまで、寝付けなかった。 寝てしまいたいのに、自分がそれを拒否するような感覚だ。 オレの悪魔は寝かせたくなかったのだ。…

禁 煙 D A Y 1

誕生日だった昨日。 39になった。 ボクはその15時くらいから「禁煙」した。 およそ20年のキャリアをへて、やめることにした。 最後の一本を吸ったのが、それくらいの時刻だった。 その一本を味わって、かっこよくお仕舞いにする。 ・・・つもりだった…

Jリーグを考える 2015春

先日、サッカーバーの店主と深く面白い話になった とくにJリーグを全方位から考えていたら、気付けば3時ですよ そこで様々なギロンが出たが、ボクが今とくに思うのは、日本の「鎖国気質」だ。 で、それについてどう書けばいいだろう? ・・・なんて思って…

キリンジとLPの流行

世界規模で、LPアナログ盤が流行ってる。らしい。 現に欧米では再発/重量盤など、ラッシュです。 最近の(一部の)トレンドは、12インチ+DLコード を出すこと。 とってもいい傾向だと思います。ボクも数年前からターンテーボーのアナログなわけで、見事に…

グッとくる「オズの魔法使」

昨日、17日。 Bunkamuraでハリウッドフェスティバルオーケストラの東京公演を観に行きました。 そのコンサートの最後のパートは、往年の名作映画が楽団のバックに流れます。 その映像を編集したのが年末年始でした。初日大阪オリックス劇場のあと、ふたたび…

アメリカを支えた「SFX」

スティーブン・スピルバーグと、リチャード・ドナーと、リドリー・スコット。 アメリカ映画、、、というか、アメリカそのものを救ったのは、彼らなんじゃないか? とボーッと考えることがあります。 未知との遭遇(77) スーパーマン(78) エイリアン …

カサヴェテスというJAZZ

カサヴェテス作品の引力にまた、ふたたび、包まれた。 チャイニーズブッキーを殺した男(1976) ジーナ・ローランズへのラブレターは何通か観ていた。 が、このベン・ギャザラへの贈り物は初めてだった。 で、驚いた。 すごい映画。 というか、すごい、コズ…

2014年宇宙のNASA

ネットだけでも、世界の通信社の情報を手に入れることは楽しい。 ありがたく日本語版が、あったりするから。 そんななかで、「ロシアの声」や「イランラジオ」がたのしい。 Voice of Russia イランラジオ いい加減な記事もありそうだが(二つとも国営)、欧…

史上最強の哲学入門

クソ、がつくほど面白いです。 飲茶著 「史上最強の哲学入門」。 右が第一弾で西洋哲学、左がつづく「東洋の哲人たち」。 近年まれにみる、読書体験でした。(おっと。これも「同化」ですね) とくに「東洋」篇の出来たるや、すさまじく感動!耳、赤、たとえ…

戦争を知る傑作、二冊

今年の終戦記念日に、何か思うことがあり、本棚から読んでなかった文庫(置き本)を取り出しました。 伊藤桂一 「兵隊たちの陸軍史」 堀栄三 「大本営参謀の情報戦記」 2冊とも、当時軍部に所属し、戦争を生き抜いた作家によるノンフィクション。 伊藤氏は…

ギブとテイク

これももうほとんど自分のライフワークですが、「ギブ」と「テイク」。 ここにぶち当たることは多い。で、オレはいつもそこにイライラしている気がします。 自分のイライラポイントは確実にここにひとつありそうです。 おいおい、ギブはどうしたんだよ? っ…

自意識と成功体験

「神は細部に宿る」。 もうこの言葉ばかりに最近ぶち当たっていると思う。 それはとっても、怖いこととして。 自意識というやつは、細部にあらわれる。 それは「意識」だけでなくそのヒトの背景、知識、知性、考え方、性格などを立ち所に示唆するから。怖す…

69回目の夏

今日は太平洋戦争で日本の敗戦が確定した日。 終戦記念日。 今日ほど、戦争について考える日も、そうはありません。 ですので、すこし、考えます。 69年前のこの日、日本人の多くははじめて天皇の声を聞きました。玉音放送です。 ボクの父は生後1ヶ月。 母…

ママチャリと都市論

今日は「都市と自転車」というテーマで迫ってみたいと思います。 ん? なに? ・・・そうだよ。 そのとおりだ。 こういう関心はこんな「購入熱」のある時にしか発生しないものだ。 かつその熱を正当化させるためだけに、ある。で、オレは、とりあえずそれで…

日本代表を考える 2014夏 Pt.2

日本終戦も丸2日も経つと、もう、アウト・オブ・デートな感覚がある。 それは即ち「お祭り」ってことなのだろう。ハレならなんだっていいのかもしれない。 露店でやきそば喰って、ナンパして、踊れたらいいよ、と。 次回もよろしくたのむよ!、と。 だってさき…

日本代表を考える 2014夏

さて。どっから話せばいいか途方に暮れる、W杯日本代表2014モデル。 夏コレクション。リミテッド。 2戦を終えて、残すは(おっと。)最終戦のみ。 日本が置かれている状況は、みなさんご存じの通り。今回はそんな日本代表への感想と、今大会のセンセーショ…

ヨックモックとポンパドール

ヨックモックといぬのポンパドールは いつもなかよし きょうもいい天気だなぁ ヨックモックがそう笑いかけると いつだってポンパドールはわん!(PAN!)とこたえるのでした おーいヨックモックぅ! こいつをしってるかぁ! そう声をかけてきたのはモロゾフ…

哀と情熱のブラジル

今週はアタマに一つのプロジェクトがおわり、昨日もひとつ提出物が片付いた。 なので夜、鈍った身体を動かそうと「個サル」(個人参加型フットサル)にいったのだった。「個サル」は球蹴り中毒患者の集い。あるいは、チームに所属できないどこかしら問題アリ…

端書き、スピーカーとBlue Nile

昨日、わがスピーカーが修理からもどって来たのです。 今日は、アンプとスピーカーの話。 それとマイ・フェイバリットソングを。

劇論 ドラえもんの深層

ドラえもんがついに米国進出する、ということで話題になっている。ディズニーが米国版「DORAEMON」を今夏から、放送するそうだ。ドラえもん人気はスペインなどの例外はあるが、主に東南アジアで大人気とのこと。アメリカ進出と言うが、リバタリアンな米国人…

オレ・ジャパンついに発表!

ザックジャパンにつづいて、オレ・ジャパン24が、このほどついに発表された。選出選手は以下の通り。 FW 川又堅碁 佐藤寿人 ハーフナー・マイク 南野拓実 工藤壮人 乾貴士 宇佐見貴史MF 高萩洋次郎 中村俊輔 柴崎岳 細貝萌 中村憲剛 高橋秀人DF 闘莉王 鈴木…

拉麺元カノ論序説

お、お! ワタシは落雷のごとく天啓をうけた。 ラーメンという行為が、宿命的なアポリア(哲学的難題)であることを・・・。 こういう状況はないだろうか。 無性にラーメンが食べたい。 それもコッテコテの家系「●●家」のラーメンが麺カタでたべたい!!、と…

資本主義以後の世界を読んで

中谷巌著「資本主義以後の世界」(2012/徳間書店) ブックオフで購入。拝読。 これは、とてもいい本だ。 資本主義の成り立ちを1492年コロンブスによるアメリカ大陸発見から俯瞰してみせる。 時の覇者スペイン・ポルトガルには「何が足りなくて」オランダでは…

ゲオPt.5

完全備忘録。ゲオ会員第5弾 ●桐島、部活やめるってよ とても爽やか。放課後の機微を「観察」するための不在。観察への反応とするか、 才能とカーストの話と考えるかで味わいはかわる。桐島と、レンズとドラフト ●悪の教典 スプラッタ好きは喜ぶだろう。でも…

アクト・オブ・キリング 奇跡の映画

「ソンナノ ヒジョーシキダヨォ! ユルセナイヨォ!」 By日本の常識 世界の非常識 5月1日映画の日。 「アクト・オブ・キリング」を観た。 HP 先に結論を言うと、映画史にのこる傑作です。 だから映画館で観て欲しい作品です。 多くの人が衝撃と絶賛を表明し…

ゲオPt.4

完全備忘録。ゲオ会員第4弾 ●千年の愉楽 中上原作は映像化するとレトリックがないぶん構造が整理できる。※ ●蝉しぐれ ロケーションが美しく少年時代がいい。食事がうまそう。ドラマ版が観たくなる ●山桜 これはちょっと…。全体に希釈度が高く、投獄中ひげ一…

エトロフ遙かなり、1993年

1993年はTVドラマ史的に超重要な年だと思っている。 その年の11月、4週にわたりNHKで「エトロフ遙かなり」が放送されたのだった。 高校3年のボクはそれを目撃してしまい、脳天が痺れ、そのドラマに夢中になった。 エトロフ遙かなり。 ボクが知ってい…

ゲオPt.3 「告白」レビュー付き

完全備忘録。ゲオ会員第3弾 ●クワイエットルームにようこそ クドカンがすごくいい。通過儀礼の物語。なので後味はとても爽やか ●アフタースクール 2度目。すっかり内容忘れてた。この監督の作品はとにかく好みがわかれる ●鍵泥棒のメソッド 同じ題材にさせ…

ゲオPt.2

完全備忘録。ゲオ会員第2弾 ●ローズマリーの赤ちゃん オカルトホラーの原点。音声消して画だけでも全てがわかる映画の教科書 ●ベルトルッチの殺し 標準再生はキツいが兵隊篇の雨宿りショットがたまんない。これが処女作か ●ベルトルッチの分身 時代に駆逐さ…

特集・町山智浩

前回、すこし映画評論家町山智浩氏に触れましたが、それ以来すっかり中毒。 聞きまくってます。 第2次・ウェイン町山ブーム到来です。 第一次はもちろん、90年代も中盤のハナシ。 まだ「映画秘宝」が黄色いムック誌だったころのこと。(うわーナツカシイ) …

ゲオでフィルムノワール祭

グチ・オブ・レンタルマインド TSUTAYA利用者、ツタヤーだったボクが、はじめてゲオ会員となった。 店に入ると「GEOってこんなに安いんだ……!」と思わず興奮してしまったのだ。 しかしながら、TSUTAYAでも郊外店舗の品揃えに感心したためしはなく、ゲオも、…

日本人ナッシュ計画

バスケ部出身の方々と談話するとき。 わたしは本部から伝令をうけ、この計画を仄めかすときがある。(←90%脳内フィクション) 「日本人ナッシュ計画」 Nihonjin Nash Plan。略して、N.N.P!(ドウデモイイ?) いまから10年前、日本のバスケットボール界では田臥勇太…

型とアレルギー

今日、ボクは38才になりました。 それを記念して、恥ずかしいことを書こうと思います。 みなさん、 「ワンピース」というマンガをご存じですか?

キャトルミューティレーションの正体

もう一度言ってみようかな、キャトルミューティレーション。嗚呼。 なんてなつかしい響きなんだ・・・、 キャトルミューティレーション! ついさっき、ふと、ネットで久々に出くわし、想いを馳せてみた。キャトルミューティレーション。内臓などがなくなり、…

スーパー物語

スーパーマーケットの使い方一つで、そのヒトの考え方がでる。 と思う。 「3千円もあれば、一週間の食材買えるよ」 と知人(男)は言うのだが、ボクには信じられなかったりする。3千円なんてあっという間だ。 千円台かなー、なんて野口英世に手を掛けたとこ…

マーク・ロスコと劇薬

千葉に住んでいる特権の一つに、「川村記念美術館にほど近い」という点が、極私的にあると思う。いや。 ある、と思っ、た。思ったのは、初めてこの美術館に行った数年前のことだ。それまでその存在すら知らなかったわけだから。川村記念美術館。佐倉にあるこ…

この白い世界

部屋でも夜でもサングラスを掛けている。そんなヒトは、黒澤明とウォンカーウァイくらいだと思ってたが、ついに、ボクもその仲間入りを果たした。角膜潰瘍・・・・・・ついさっき行ってきた(十数年ぶりの)眼科で言われた病名。ガーン・・・か、カイヨウ・…

暮れのゴールデン

12月最後の土曜日。 それも晴れ。毎年ながらこの暮れの感覚は大好きだ。なんとなく。こういう日は早起きに限るよね。しかしながら毎年12月の作業量ってよめないが、割と爆発した…。のが今年だった。クリスマスイブなんて、撮影してた。撮影も終わり腹減…

二人と三人のちがい

Two heads are better than one. 日本の諺では、「三人寄れば文殊の知恵」が同義とされている。しかし、この二人と三人のちがい。 仕事上、ここを調べていて、非常に興味深かった。その時ボクと制作さんは、ビジネスやイノベーターとして成功したコンビやト…