わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

日本語

ハマスはテロリストか

今日、興味深いニュースに触れた。BS1「国際報道2023」内のニュース。イギリスの公共放送BBCがガザのこの度の事変にて、ガザ地区の組織ハマスを「テロリスト」という言葉を使わず報道していることに政府・首相から勧告が行われている、という報道だ。「過激…

新しさと失敗

あたらしいことに挑戦してほしいビジネス上の会議や開発の場で、このようにサムシングニューを求められること、あると思います。でもこういう時、その発言者がどんな思惑(本音)で言っているかがとても大事だと想うのです。あたらしいことに挑戦してほしい…

才能と実力

ヒトの才能や実力ってなんだろう。先日もそんな話になり、しかしこの話は大好物すぎて「1日掛かる」と寸止めの話に終始しました。このトピックは(大好物なんで)その後も思いを巡らせ、ここにすこしだけ随筆します。◉才能とは、なにか。まず物事には「名前…

台風クラブの人たち

煽るだけ煽って熱帯低気圧 台風14号が熱帯低気圧となった。「史上●●番目の台風」散々煽るのはいつものことだが、今回も本州上陸とともに、崩れていった。いつも思うのだが、「沖縄の人はどう思ってるかな」と本気で思う。台風の大きさに浮かれ、煽る人々、マ…

ロストワールド・ロストカルチャー

とあることで明治中期、大体〈1880年代〉の風俗を調べている(ネットでね)。まさに大河ドラマ「青天を衝け」の時代なわけだが、ほんときつい。歴史上の有名人についてなどではなく、庶民の生活史・風俗史っていつの時代も「泣き所」だが、いやーほんときつ…

選挙にいくか 2

3年に一度だから、まあ参院選は面白いよね今回も投票率は低調で50%を切り、平成7年(‘95)に次ぐ、2番目の低さだったようだ。で、私の方はものすごく久し振りに一票を投じた。つまりオレは民意を下支えたわけだ。私がキケンしたらさらに投票率は下がってい…

選挙にいくか

参院選にいくか、と考えるわけだが。私が住んでいる千葉の、選挙区「千葉」のなんだろ、このコンサバっぷりはヤバい。まずこんなセンセーションがある。●立候補者数●立候補の政党これだけでだいたいそのエリアの、民度ならびにリテラシー。——これらがわかろ…

令和狂騒曲の最後に。

令和狂騒曲ももうアウト・オブ・デート。そのさいごとして。どうしてもコイツだけは言って締めくくりたい。 これらが令和以外の、最終候補だが・・・ダサすぎるということを。いや・・もはや・・・怒りすら覚えるレベルにダせぇ。そうは想わなかっただろうか、…

令和の時代

令和 か。官房長官が額を掲げた瞬間、ホッとしたのと意外だ、という第一印象をもった。意外という感慨はラ行か、ということ。それも「令」。うおおお・・と。ホッとしたのは、前エントリーで言及したことなので割愛する。そして私の中では第二印象こそが強く…

平成の時代

Hey! Say!の時代が終わろうとしていて、なんかそんな平成まとめニュースもよく見ますよね。で。まず、この議論や感慨を「言える」ことがしみじみいい事だと思うのです。だって、昭和が終わろうとしている、なんて30年前は言えなかったのですから。のちに平…

接店員マニュアルと海外の話

別に今書く必要もないながら、最近もふと遭遇したのでココを書こうと思った。接客ならぬ、接・店員のわがルールを。今日のトピックは接店員。これは欧米スタイルというか、欧米では一般的で私も取り入れていること。それは、合わせ鏡にするということね。店…

After You

アフター・ユー。「お先にどうぞ」を表わす英語。しかしそれはあなたのあとに、と書かれている。とてもじゃないが、意訳は足りてない。日本語のポップな文字ヅラ上の「お先にどうぞ」ではとても足りない、精神性を背負った言葉なのだ。それを意訳は伝えてい…

かっこいい駅名(東京路線図篇)

ひきつづき、恵方巻がキライな筆者です。おはこんばんちは 「高輪ゲートウェイ」の話題ももうアウトオブデートの感アリアリだが、先日朝日新聞の耕論でも駅名にまつわるオピニオンがあり、自分も思いを巡らせた。「かっこいい駅名、なんだろな」東京路線図を…

クラムボンは笑ったよ

今年の自分10大ニュース。そのなかに、これがある。宮沢賢治の「なめとこ山の熊」に触れたこと なんとうつくしい話だろうか 青空文庫にも(ふつうに)あるから興味があれば、ぜひ触れてほしい(※ここに。)とある朗読の会で私はこの話に触れた。 なんだろ…

こむらがえる夜

いく月の かさねつきたる秋の夜の われ目を閉じてこむら かえらん毅覺これは歌人の毅覺が謳った歌、とされています。「空をゆく月が重なるような秋の夜だ、私は目を閉じると、この村への別れを想うのだろう」。おそらくもう二度とその地を訪れることはないの…

ハリルホジッチの正体 Pt.3

まさか。ここで2年前の記事にパート3が出来ようとは、想像していなかった。うそ。下手するとこうなるだろう、という予測の元、ブログは書かれているが、まあニュースに驚いた!当方ブログから。「ハリルホジッチの正体 Pt.2」の最期の文章を引用する。2016…

FOR と AND の深刻な差

ちょっと今日はねえ、かなりのクリティカルポイントを書くよ。(あ。今年もよろしくのすけ) 私の好きなサッカーについて。というよりサッカーやバスケなど、空間球技の分野で日本が《常に後手を踏む》理由についての自論を披露する。ひいてはイノベーション…

音にするとサムイから

今日は久々、「気になる日本語」のコーナーだ。このコーナーは流行していたり、気になるナマな言葉をピックアップして指摘することで、明るい未来を目指すコーナーである。(今考えたテーマ)しかし今日は、地味に気まずい。なぜならこれから取り上げる流行…

茫茫たる、忙忘

ココロを亡くすと書いて、忙うまいことを言う。いや、ちがうココロを亡くすと書いて、忘ほほほ。うまいのぉ。つまり、要するに、忙しいウチにいつのまにか忘れ去って亡くしてしまうのが、心というわけだ。ほほほ。うまいかもしれんが、嬉しくも何ともない。…

なかなかにうざい

さあ!やって参りましたよ! 気になる日本語コーナー! (もう、カテゴリ【日本語】を設けようかな、と思います) ◎香取・カトリ・か取り ところで「か取り言葉」って造語、皆さん知っていますか? 文字通り「か」を取る疑問文のことで、この造語自体は最近…

ムテカツなんだってえ?

久しぶりに【気になる日本語コーナー】の時間! 最近気になるし使われ方が気になる単語。それは 「無手勝流」 ムテカツリュウ。 「無手勝流にやってみたんだけど」 「無手勝流にざっくばらんと・・・」 なんだっつーーの!!!無手勝流・むてかつりゅう、う…

美しい歌

荒涼と 象の墓なる谷ありて われはひとりの 象牙とりなる 村上一郎(の絶唱とされる) きもが冷えるほど美しい歌・・・ 出典も紹介しておこう。 最近久しぶりに覗いた神保町の矢口書店で、こういうときに、断続的に探していた本というものが、ちゃんとあって…

梅雨の意味をしる

庭には立派な梅の木がある。今年はじめて「梅雨」の意味を知るのだが、その梅の実でジュースを作ったという話。で、梅雨とは、だが、梅雨入りとは即ち、梅の実の収穫時期を指すのだった。30年以上日本人をやっているはずだが、はずかしながら今年はじめて…

負荷と罰

負荷を与える、ということと、罰を与えるということはまるで、違う。「このやろう!負けやがったな!」「罰として校庭10周だ!」と、「負荷として校庭10周だ!」だけでも、相当違う。決して語呂遊びしてるだけでもない。「罰」は「罪」に対するもので、…

お願いがあるのよ

オトナになったなーと思う瞬間がこの前あったので、かなりどうでもよくご報告します。なんだったんだろうな……、ラジオかなぁ。とにかくなんかのキッカケで20年ぶりにこの曲に触れたのです。平松愛理「部屋とYシャツと私」。92年のスマッシュヒットナンバ…

レトリックの流行を考える

今回はまったくオチのないトピックですが、接続語の流行廃りを取り上げます。「とはいえ」 これはブームが去りましたが、確実に「とはいえ」ブームが世間にあったように記憶しています。 ●●●。と言い切って、「しかしながら」という意味で「とはいえ△△」とつ…

ヤッパリマン

去年から「やっぱり」「やはり」「やっぱ」という言葉が無性に気になり出しました。なぜ気になりだしたのかというと、去年のちょうどこの時期、インタビュー映像を編集していて、その語り手の口から出るかなりの数の「やっぱり」を聴いて、頭の中にリフレイ…