わが心のBlog

by Hiroki Utsunomiya

とんかつショートサーキット

徒然日記


●たのしいおしごと
先々月もあったのだが「ショートサーキットな案件」を最近立て続けに行っている。ショートサーキットとは(ただ自分が言ってるだけだが)話をもらってから1ヶ月以内、いや3週間くらいで納品するタイプの案件だ。で、それはオリエン→企画→仕込み→撮影→編集→MAまでに渡り、それも「オレ一人のソロ案件」などではなくある意味「組」をつくっての本格的な行程を1ヶ月以内でうりゃーとやる感じだ。そういうのが続いている。で、それらは


たー・のしいの!


いや、そんなショートサーキットは大変だ。大変な分「選びたい」キモチはあり、楽しい企画ならヤルのだ。で、ことごとく楽しいものはこういったショートサーキットだったりするのが人生ではなかろうか。あーたのし、あー遊ぶぞ!(←大きな意味)という最終形態ほどきまって予めの条件はふわついていたり突然訪れるもので、そんなフワッとをガチッとカタチにする面白さがある。それも短期間な分一気にアドレナリンでいく感じもいとをかしなり。


●とんかつの主成分、判明す
たぶん、うまれて初めて。・・だと思う。今日!


とんかつを揚げた


大好きなヒレカツである。スーパーで豚フィレが特売で(!)買ったわけです。で、そうなるととんかつに挑戦か!となった。パン粉買って、小麦粉と卵は・・あるか、うちにあるある、と揚げた!


うまー・・


できたじゃん。揚げ時間4分だったから若干レア気味「とんき」方向だったが悪くない。おー!と思った。参考にユーチューバーリュウジ氏の料理レシピを見たのだが、彼はこんなことを言っていた。


「こんな手間な料理を作ってくれる人は
 大切に。あなたを愛していますから」


と。一言一句同意するね。
とんかつは確実に手間だった。今回判ったことはそれ以外無い。からあげとは雲泥の差だと想う。包丁の背でたたいて粉振ってバッタ液&パン粉。この行程は深遠であり、もっとカンタンな料理はこの世にいっぱいあるからだ。それでいてようやく


とんかつ、なのだから。
手間と知名度のこの違い、この落差——。


なぜ「とんかつ」を食べると幸せなキモチになるのか? それはこの手間にあるのだ。
今さら?——むろん今さらだがいいのだ。とんかつとは、ラブでできている。だから旨いのさ。
それは和幸でも、家でも、そうでしかない。


●ロード・トゥ・パリ五輪
最後に「代表警察」的サッカーコメント。
いまやってるパリ五輪選考を兼ねたU23アジアカップ。これで3位までなるとパリ五輪に日本はいける。
でね? 想いだしてもらいたいんだが、



「前大会、負けてっからな?」



東京五輪「開催国特権」で出場したに過ぎない
前回正式なU23アジアカップ、思い出せますか。



グループリーグ2敗。
1次リーグ敗退




ドン引きでしょ。96年アトランタから続いた連続出場記録は「条件付きで」継続したにすぎない。
それを忘れちゃダ・メ。何が言いたいかというと



「トーナメントからが見ものですよ」



ということ。
果たして彼らは3位以内に入りパリにいけるか?
がんばってね!ということです。ではでは!